断熱工法で2階の天井に遮熱をしないで
セルローズファイバーを敷き詰めるのは
断熱どころか加熱してしまいます。
なぜなら、屋根材が太陽光を受け熱を持つと
輻射熱を放出することで天井に熱を伝え
セルローズファイバーが蓄熱性し、室内に
熱を放出してしまうからです。
しかし、机上の理論では蓄熱は考慮されずに
断熱の数値だけを計算することから、実際には
加熱材なのに断熱材として扱われます。
だから、数字大好きで現場重視でない設計士さん等は
こうした間違った工法を好みます。
現場重視の私は、絶対にやらない工法なのです。
セルローズファイバーを用いる場合には、屋根だけ
ではなく壁にあっても同じです。単独ではなく
その外側に遮熱材を用いることは必須なのです。