少子化で着工棟数が減少している住宅業界です。
それに合わせた戦略をしなければいけません。
そこで、殆どの企業は人口減少からの着工件数
の減少ばかりに注目をして、着工件数の減少から
くる売上減をカバーすることばかりに力を注い
でいるのです。しかし、この思考は、業者の都合でしか
ありません。私が思うに、どのような状況でも、ユーザー
的観点から考えるべきだと思います。少子化ということは
家族数も減少しているということです。
ということは、部屋数も少なくて良いということ
であり、当然ながら家も小規模化となります。
ということから、小規模な家について考えなければ
いけません。小規模のな家の欠点は、第一に空間が
狭いということです。だから、まずは、そこを
解消しなければいけません。
その解消方法とは、壁の厚みを薄くすることです。
ただ、壁厚が薄くなると、断熱、遮音という問題が
出てきます。ということは、壁が薄くても遮音、吸音
性能の高く、断熱能力の高い壁が必要となります。
そんな都合の良い工法があるのかと疑問に思われるかも
しれませんが、まさにパーフェクトの工法があるのです。
その工法とは、「ゼロ宣言の家」の標準仕様である
クアトロ断熱です。では、なぜクアトロ断熱は壁厚が
薄くとも遮音、断熱効果に優れているのかといえば
壁厚の総てが断熱、遮音、吸音効果がある材質が使用
されているからです。クアトロ断熱は、まさに時代に
適応した工法なのです。
「ゼロ宣言の家」が人気あるのも、時代に適している
ことも要因なのでしょうね。