女川町に高橋さんという被災にあわれた御夫婦がおられます。
昨年、女川のボランティアに参加された時に、紹介されました。
この御夫婦は、自分達が被災にあわれたのにもかかわらず地元の
ボランティア活動を積極的に行っておられます。
炊き出しにも必ず参加されます。もし、自分がこの立場だったら
こうした行動がとれるのかと思うと、人間力の低い私では無理でしょうね。
私の場合は、きっと、被災者という自分の権利を主張する嫌な奴でしょうね。
仕事の能力や財力、社会的地位というものが重要視される現代の行き過ぎた
資本主義の社会では、なかなかこのような行動がとれません。
皆、他人よりも自分が第一に認められる世の中では、なかなか出来る行動では
ないと思います。
また、皆、その場ではこうした方に感動し、口では褒めても、その場限りで
自分では行動を起こそうとする方は少ないのが現実です。
言葉より、行動はとても大事です。
なにごとも、思い立ったら即実行したいものですね。
真の感謝ある心の持ち主は、行動してしまうでしょうね。