出来ない会社や経営者をみると無性に助けたくなって
しまう自分の性格は、よーく考えれば、周りに迷惑を
かけているだなと最近つくづく思います。
数年前は、明日、倒産するかもと相談を受けた私は
数千万を無利子、無担保で貸しましたが、借りた方は
それに感謝するわけでも努力するわけでもなく、その場
を凌げたことだけに一喜一憂でした。
仕事をとれない業者には、営業代行も自腹を切ってでも
してしまいます。そうした私の行為も、出来ない業者は
当たり前に感じるのか、感謝の心がないのか、その後の
努力も見えません。他にも、まだまだ、ありますが、
私が言いたいのは愚痴ではなく、私の行為が間違いだと
言いたいのです。ビジネスとして割り切らなければいけない
と自身を戒めているのです。ビジネスは、ある意味、戦いです。
誰も助けてくれません。そこで負ければ潔く退くしかありません。
そうした覚悟がなければ経営者または役員を引き受けてはいけない
と思うのです。これからは、感情に振り回されることなく淡々と
当たり前に行動しなければと思うのです。
間違った温情、優しさは悪である場合も多々あるのです。