自分で家を建てる立場から、工務店を指導する立場になってから
7年の歳月がたちました。この7年を、回顧してみると今、残っている
工務店さん達は、以前と比較すれば、かなり成長したと思います。
当初の頃は、私の指導の初歩の初歩でも、言葉の意味が分からないほど
だったのですが、最近では、私が必要とされなくなった部分が多々あります。
これ、とても、良いことだと思います。いつまでも、私なんかレベルに指導を
仰いでいるようでは、感心出来ることではありません。
なかでも、一番、良くなったのは、本物の住宅を造ることでお客様に貢献するという
姿勢です。また、お客様に満足して頂くために、そこに直接携わるスタッフ
の満足度を高める努力もするようになりました。
また、ボランティア、街頭清掃等も積極的にやるようにもなりました。
お客様満足度、社員満足度、社会貢献が出来る会社は、自然と売上も伸び
経営的にもよくなり、家を建てるのに必要な人員確保や、社内のインフラ整備等
も出来るようになり、より、お客様サービスの出来る体制となっています。
このように、まずは自分の周りが良くなっていけば、スピリュチュアル系の団体や
そうした講演者、または書籍等必要ないと私は思います。
理想かもしれませんが、日本中の全員が自分の周りを良くするという想いになれば、
自然と全国民が良くなるはずです。
だから、永遠に自分の周りを良くする気持ちを持ち続けたいものです。