あまりの出張が多いことから、移動時間にあまり好きではない
読書を暇つぶしにすることもあります。
それでも、だいたいは数十ページほど読むとやめてしまう本がほとんどですが
今回は、とても良い本に久しぶりに出会いました。
その本とは、プロテニスプレイヤーの伊達公子さんが書かれた『幸福論』です。
テニスは、あまり詳しくない私ですが、人としての考え方、生き方、とても共感
が持てました。世界一が手が届きそうな位置にいながらも電撃的な引退、その後
11年ものブランクをおいての誰もが不可能と言った現役復帰、それでも結果を出し
続けているのはなぜかが分かる本でした。
やっぱ言葉ではなく、誰か著名人を利用するわけでもなく、噂などで人を落とすこと
で自分の価値をあげるわけでもなく、いくつになっても真摯に挑戦していることの
美しさが感じられる彼女の素晴らしい生き方、考え方に共感できた一冊でした。
やはり挑戦とは、素晴らしいことだと再認識させてもらいました。