先日、私のセミナーに参加されたお客様からクレームを頂きました。
内容は、私のセミナーを聞いて断熱工法を気にいり、地元の工務店に
私の言う工法と同じ工法で家を今年の春頃に建てたようですが、
私が言う効果が出ない、外壁がかなり高温になると言われました。
よくよく、聞いてみると、その工法は、15年以上も前に私が開発したダブル断熱
のフレックスパネルだとのことでした。
こうした事実を知った私は、お客様には、なるだけわかりやすく順を追って説明しました。
現在の我々は、ダブル断熱ではなくトリプル断熱であり、ダブル断熱にはない遮熱があることから
外壁が熱を持ちにくいことと、ダブル断熱は、遮熱がないことから外壁の温度は、長時間、日光を
あびると熱を持つことを伝えました。
また、フレックス工法は、私が開発した時よりも、性能が悪いことも伝えました。
塗り壁材は、本家本元のアメリカではなく、日本のジョリパットメーカーに変わったこと、
セルローズファイバーも同じように、日本性のホウ酸も粗悪で不純物がかなり入っている
素材に変わったていることから、かなり断熱、防汚、耐久性または健康面で劣っていることを
説明させてもらいました。30分ほど時間をかけて説明してやっと理解して頂きました。
私は、今回のことで自分の説明の至らなさを反省しました。
伝え方が、まだまだなんだと自覚しました。
この人のブログにあるように、サーモカメラを用いて、誰にでも
分かる説明をしなくてはと反省しました。
やっぱ、私も初心に帰り安藤塾に参加ですね。