「死二方用意」 この言葉は、以前大ヒットした「男たちの大和」という映画で、
片道のの燃料しかつまないで、決して勝ち目のない戦に出かけた戦士の言葉です。
20歳そこそこの若者が、犬死にと分かっていたからこそ、
最後くらいは、恰好よく生きたいと心に誓った言葉です。
今の私も、これほどの覚悟はありませんが、自分なりの小ちゃな死に方用意の心
で、日々を過ごしているつもりです。
私の場合、健康体ですし特攻するわけでもないので、今すぐ死ぬという意味ではありませんが。
人生50年近くを生きてきたのですが、あまりにも、自分勝手に生きた
醜い過去だからこそ、残りの人生くらいは世の為、人の為になる生き方をとの想いからです。
また、いつ死んでも悔いのないように、美しく生きたいとの想いからです。
誰でも、人から美しい生き方をしていると見られたいのではないでしょうか。
私は、最近、強く想うようになったのです。
ただ、口では言えても、、まだまだ全然出来ていません。
いつも、自分の情けない我が出てしまいます。
人として生まれてきたからには、世の中に迷惑をかけないで
少しでも為になりたいのですが、精神的に未熟な私は、
くだらないことで戦ってしまったり、自分が人の為に少しでも行動すると
威張ったりしてしまいます。いつまでたっても、根が腐りきっているからなのか
ほど遠いのが現状です。
「死に方、用意」 難しいものです。