人間らしい

人間、自分が困った時は、懇願します。

もちろん、私もそうした人間だと思います。

ただ、私の場合、住宅の仕事では、立場上頼られることが

多いという現実があります。

この部分では、かなり多くの方から頼られました。

困った時は懇願され、それで結果が出れば、もてはやされ

それが長く続けば自分の力、悪くなれば私の責任というような

部分をかなり見てきました。最近も、そうしたことがありました。

でも、それが人間の誰でも持っている姿との思いから

別段、腹が立つこともありませんでした。

まぁ、皆、人間らしいということなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

商品開発

具体的には、まだ、発表出来ませんが様々な材料を開発しました。

どの商品もかなりのレベルですが、価格は他社の類似なものと比較

して、半額以下で販売出来そうです。

良い物は、高いというのが、世の通説ですが、それでは

一部の金持ちしか手に入りません。

ということは、多くの方を幸せに出来ないということです。

それでは、経営に面白みがありません。

利益を出すことも大事ですが、より多くの方を幸せにするという

役割も企業にはあると思います。

良い商品を安価で販売出来ることは、とてもワクワクします。

 

 

 

 

少数精鋭

先日、従弟の会社が売上3億で経常1億超の決算だったと

聞きました。経常利益率3割強という、漫画のような数字です。

こうした結果となりえたのは、私がこのブログで何度も言っている

少数精鋭で経営を行っているからです。また、そうした少人数でも

無理な労働は強いてません。過度な残業もなく、休日もしっかり休んでいます。

だから、社員の定着率もよく、健全な経営が成り立っています。

こうした結果を聞いて、とにかく、無駄のない経営の大事さを

再認識することが出来ました。経営は、少数精鋭が一番ということを。

ただ、それをするには、リーダーの熱意、能力が長けていなければ

出来ないということは、根底にありますが。

 

 

 

 

遮熱塗壁

「0宣言の家」に使用している外壁塗壁は、私が知る限りでは

遮熱材に骨材が入っている世界唯一の材料です。

遮熱塗料は、他にもありますが、骨材が入っていないことから

美観性は、とても良いとは言えませんし耐久性、防汚性もイマイチです。

遮熱であることから、外壁が熱を持たない最高の断熱材です。

断熱性だけでなく、日焼けや汚れを防止する特殊な技術を用いた

成分も含まれています。この材料を知ってしまうと他の材料を

使う気には、まったくなれません。

遮熱のない家は、家とは言えないとまで思えるほどです。

とにかく「0宣言の家」には、なくてはならない材質なのです。

 

 

 

 

 

 

 

正直なところ

昨日の住医学研究会の月次会議濃かったです。

信じられないかと思いますが、我々の健康住宅に造り方を

総ての工務店に教えるという話まで発展しました。

あまりにも、世の中になんちゃって健康住宅だらけのことから

我々が、どこまで真剣に行っているのかを分かって頂けることで

他の工務店の家造りの取り組み方も、変えて頂けたらとの思いで

ウを公開することになりました。ノウハウを教えることは、恐いことで

すが、ちょっとやそっとでは、我々の家は出来るものではありません。

よほどの覚悟がないと無理な家造りだからです。

これも住宅業界の発展に少しでもつながれば我々も良くなるという

欲もあるのも正直なところですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

難しい職種

工務店経営ほど、管理の必要なものはないと思います。

なぜなら、不特定な物を、毎回違う条件で製造しなければいけない

からです。とにかく、大変な職種です。

だから、同じ商品を扱っていても、経営の優劣は著しく出ます。

また、管理だけでなく、戦略も他業種に比べてかなり難しい

職種です。他の商品は、だいたいのものが、定価があり

仕入れ値も決まっていることから、販売価格を自社で決定

する必要がありません。この価格設定というものは、非常に

厄介なものです。高すぎても売れない、安すぎても赤字になる

というビジネスの勝敗の分かれ道になるものです。

だから単純に商品の価値だけでは決めてはいけません。

商品が良くなくても多額の広告宣伝費を使う事が出来る場合と

出来ない場合とかは、経費の違いとかで売値は大きく変わります。

工務店の場合は、広告宣伝費と人件費とかが、リーダーの能力に

より著しく違うことからも、価格設定を行うのが、とても難しい

のです。まだまだ、いろんな要因は多数ありますが、とにかく

利益を出すのに難しいビジネスなのです。

だから、工務店の経営者ほど、勤勉でなければいけないのです。

ということで、工務店経営者の皆さんは、血の小便を流すくらいの

努力あるのみです。私も、出来る限りの応援しなければですね。

 

弱体企業

弱体企業とは、一見、売上も少なく社員数も少ない

企業かと思われがちです。しかし、私は、そうは思いません。

確かに、人、物、金がない零細企業は弱いかもしれませんが

経費が、かからないことから知恵さえあればなんとかなります。

しかし、経営者の能力以上に会社の規模が膨れ上がり、経費も莫大で

時代の変化に対応出来ない企業の方が、大変だと思います。

年間の運営費が少なければ少しばかりの知恵があればなんとかなります。

しかし、経費が多ければ多いほど、それに相応しい知恵が必要となります。

ましてや、時代の変化は、年々、早くなっています。

しかし、成功した企業のほとんどは、一昔前の成功事例にしがみついています。

一度、成功して会社の規模が膨れ上がってしまえば、軌道修正も大変です。

いつか、そのビジネスモデルに終焉が来ると分かっていても舵を切りなおすのには

大変な勇気がいることから、生半可なビジネスモデルでは、新しい方向に踏み込むこ

とは、なかなか出来ないものです。だから、経費が多い企業の経営者には、その

経費にみあった知恵が必要というものです。

と、偉そうに言っている私ですが、私自信もない側の人間だと思います。

しかし、それが出来なければ、沈むだけだと思います。

会社経営、とても大変なことなのです。

 

 

コンサル

今日は、兵庫の仲間の会社にコンサルに行きます。

個別のコンサルは、久しぶりです。

コンサル時間は、数時間ですが、今までの経験からすれば

きっと、私が帰るころには総てが明確になり、明日からの仕事

のやり方が激変すると思います。

また、コンサルに時間なんて関係ありません。

長い時間をかけて指導しても本質の見えないコンサルでは

結果が出ません。本質さえ、見えれば一日であろうが

今以上に業績を良くすることは可能です。

というわけで、コンサルとやらに。

 

 

 

 

 

 

 

価格

スィッチが入った私は、毎日のように新しい商品を思いついています。

どれも、真にユーザーの為になるものばかりです。

また、多くの方が扱えるような、価格としています。

価値があるから値段設定を高くするというビジネスもあります。

それはそれで、その企業の考え方ですから、自由です。

でも、私は、そうした考え方は、どうかなと思います。

金がなければ健康になれない、手に入れられないというのは

どうかなと思うのです。「0宣言の家」も、かなり特殊であること

から手に入れにくい商品です。だから、欲しくても諦めるしかない

と言う方もおられます。だから、そうした方にも手に入る商品

の開発をしたのです。誰でも手に入る価格帯で本物であることが

私のやりたいビジネスモデルなのです。

 

 

 

 

 

ひけめ

ビジネスの基本は、なんといっても扱う商品に

ひけめのない事が基本だと思います。

コストの関係から総てのデメリットを克服出来ていなくとも

それらの欠点を、隠すようなことはどうかなと思います。

例えば建築資材であれば、国の認定はありますが、ハウスシックの

原因となるVOCは出ていることで、病気になる可能性は大ということ

は、隠さずに公表すべきだと思います。

ただ、公表してしまうと、売上に響くのも事実です。

しかし、ネット化したこの時代では、いずれは真実が分かるのも

そう遠くはないと思います。

自身が知ってしまったからには、売上という金に負けないで

知恵を振り絞り正々堂々とした商品を扱いながらでも、企業を

存続出来る努力を試みる姿勢が大事だと思います。

大変かもしれませんが、それがあるから経営は面白いのだと

思うのですす。毒を扱うビジネス、私はやりたくないですね。