バイキング

昨年の6月に縁あって広島に120席を超える

大型レストランをオープンしました。

経営は、現在、超赤字ですが、そのうち改善するだろうと

楽観視しています。その根拠は、どこにあるかと言えば

人です。このお店を任せるシェフの人間性が素晴らしい上に

シェフとしての技術が素晴らしく良いからです。

とにかく、仕事にプライドがあり、お客様想いなのです。

だから、料理のレベルは高くても、コストはかなり抑えています。

先月から始めたバイキングなんて、ほぼ手作りな上に60種類以上の

品数もありドリンクバー込みで、1500円というビックリ価格

です。中でも3種類のパスタ、国産牛を使用したハンバーグ、新鮮な

魚介を用いたパエリア、そして一番のメインは、なんとこの価格で

ローストビーフが食べられるのです。

流石にここまでやれば平日であろうが、雨が降ろうが行列が出来ます。

もちろん、かなりの薄利ですが、多くの方に来場して頂けるお陰で

なんとか経営は成り立ってきました。

当たり前の話ですが、ここを経営したことで、真にお客様側に

立って物事を考えて行動すれば多くの方に支持して頂けるということを

教えられたような気がします。

多くの方に、このお店がなくなったら困ると言われたいものですね。

気持ち

私の趣味は、ゴルフです。

しかし、工務店仲間とプレーする時は、絶対に負けたく

ないという気持ちからか、趣味の範囲を大きくかけ離れ

命がけで、やることからか、かなり良いスコアーが出ます。

それも、6割以上が、70台というハイスコアです。

こうしたゴルフを、5年ほど続けてきたのですが

なんか、最近はそれもどうでもよくなってしまいました。

プロでもないのに、たかが玉打ちを上手く見せたいと思う

こと自体が、悲しく思えてきたのです。

そうした気持ちになると、やっぱ、普段は下手くそな私です。

工務店仲間とプレイしても、酷いスコアが出てるようになりました。

前回なんて100点超えというワーストスコアでした。

それでも、全然悔しくないのです。

こうしたことからも、やっぱ、気持はとても

重要なことだと気づかされました。

たかが、ゴルフくらいなら、こうした気持ちになっても

なんら問題ありませんが、仕事でこのような気持ちが

芽生えたら、誰かに迷惑をかけてしまいます。

そうなれば引退するしかないと思います。

もしかしたら、それも直ぐそこに来ているのかもしれません。

なんか、そんな気がする今日このごろです。

 

 

命懸け

日本全国の工務店で例え1円でも3年連続で経常利益を

あげるのは、全国で3%しかないようです。

いかに工務店経営が、大変かが分かるかと言いたいのですが

実は、そうではなく、皆、あまりにも経営を知らない方が

多すぎるというのが私の結論です。

数字を見れない、顧客を見れない仕事を知らなさすぎる

命懸けに仕事をしてなさすぎるのが原因なのです。

とにかく、住宅業界が甘すぎる世界なのです。

飲食などは、夫婦二人でも早朝の仕込みから深夜まで働き

少なからずとも利益を上げている方が多数おられます。

この業界も異業種を見習い、もっと魂をかけた経営をする

べきだと私は思います。偉そうですが、私も工務店経営時代は

休み無しで朝5時から深夜まで働いたものです。

仕事くらい、命懸けには取り組みたいものです。

 

 

 

人並み以下ですが

10年ほど前、株式公開を目指していた時は今よりお金も人も

権力もなにもかもが桁違いに多かったように思います。

しかし、心は,すさんでいました。人のミスには怒鳴りちらし

手柄は全部自分のお蔭だと自慢ばかり、会議では人の意見も聞かす

頭ごなしに指示するばかりという絵に描いたような最低な経営者でした。

だから、毎日が楽しくありませんでした。

いつも、怒っていたように思います。

また、お金や名声も、無限大に集めていたことから

周りからの妬みや恨みなども半端なくありました。

2チャンネルなんかでは、かなりの人気者でした(笑)

そんな性格ですから、いつもなにかと戦っていました。

しかし、最近は、以前と比較してですが、ほんの少しは人のことを

考えられうようになりました。

だから、あまり怒らなくなしました。争いも少なくなりました。

不平不満もなくなりました。あくまでも、以前の私と比較してですが。

ただ、こうした考え方、行動になると、毎日が楽しくなるものです。

人を想う心が強くなれば穏やかで優しくなれるような気がします。

歳のお蔭からか、やっと人並み以下くらいには成れたのかもしれません。

 

 

 

 

 

評価

最近は、だいぶなくなりましたが、昔は周りから

自分が凄い人だと思われたい気落ちが強かったです。

特に仕事に関しては、お金儲けも、技術も経営力も

他人から凄いと思われたいと思っていました。

しかし、今は、そうは思わなくなりました。

自分が、今ここを一生懸命やることが大事になりました。

今出来ることを精一杯行動すれば、それがどんな評価で

あろうが人様の目や言葉は気にならなくなったのです。

まぁ、どっちみち、あまり大した人間ではありません。

人様の目を気にするレベルではないということです(笑)

 

 

 

見る目なし

私は、人を見る目がないとこのブログで何度も言ってきました。

そんな見る目のない私の元には、立場上いろんな人が現れることも

あり周りはヒヤヒヤもののようです。

だから、周りからは度々、あの人は気をつけたほうがいいと

アドバイスを受けますが、そんな忠告には耳もかさず、

将軍気質の私は近づいた相手のおだてにのり、結局、騙され

いつも嫌な想いを繰り返しています。

実は、つい最近も、またまた、側近にかなりひどい裏切りに

あってしまいました。この方は、何度も私を利用して私の名を使い

詐欺的に仕事の受注をしていました。その度に、周りから退会させろ

との声が上がっていましたが、私ひとりかばってきました。

今回の一件で、やっぱ私は見る目がないと実感したものです。

でも、きっと、このめでたい性格は死ぬまで治らないでしょうね。

だって、人を信じるのは、結構、楽しいからです。

騙された時の辛さより、信じてる時の楽しさが勝っているから

なのです。ということで、皆さん、私に見る目がないことは

不治の病ですから、諦めてくださいな〔笑〕

神格化

カリスマ性のあるリーダーの言うことは

総てが正しいというような評価をしてしまい

がちです。特に、人前で話をする立場にある方の

言うことは、そうなりやすいものです。

でも、私は、そうした考え方はどうかなと思います。

現に私なんて、人前で偉そうに話はしますが

自分のことも、ほぼ分かりません。

私が言うことで、まともなことは、家つくりで経験した

ことくらいです。他のことは、ほぼ当たりません。

なのに、自分の人生をどうしたらいいのかを私に

アドバイスを求める方もおられます。

人なんて、皆、同じようなものです。

同じ人間を神格化して、それに従うのはどうかと思うのです。

度々、そうされて喜んでいるリーダーも、どうかなと思います。

少なくとも私は、先を見る力も今を見る力も人並み以下です。

だから、私なんかに意見を求めるのは極めてナンセンスな行為です。

皆、結果がどうであれ自分の考えで生きてほしいと思うのです。

どちらになりたいですか。

スタッフに好かれるトップになるか、ゴマ擦られても気づかない

トップになるか、どちらになりたいかと言えば多くは前者だと思います。

しかし、行動は、後者になるような行動をする人が多いのも事実です。

そうならないためには、まずは、スタッフを心底好きになること

だと思います。

そして、スタッフの気持ちになり、真剣に話あうことが大事だと

思います。

スタッフのことを真剣に考えられるようになると、自分自身が

幸せになれるものです。

そんな心を持ったトップは、素敵だと思います。

 

 

 

教育

会社のレベルをあげるには、社員満足度をあげる

ことだと昨日のブログに書きました。

社員が正しい満足度が得られるようになるには

それなりの人間性、知識等が必要になります、

その為には、正しい教育が大事です。

巷には、様々な教育機関があります。

ほとんどが、有料で高額ですがスタッフの能力が

上がることを考えれば、高額でも仕方がないと思います。

また、正しいビジネスファッションとかの教育も大事ですし

たまには、社員と居酒屋ではなくホテル等での高級な場所での

食事などをする事も大事な教育だと思います。

高級住宅を売る方が、スーツ姿がだらしなく

ワタミくらいの居酒屋しか行ったことがないとかでは

それ相応の住宅を購入される方とは話も合わないでしょうし

設計の段階でも、生活スタイルも理解できずに良きアドバイス等も

出来ないことかと思います。

このように広い意味から社員さんの成長を考えるのも

大事なことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

顧客満足度

何度も言いますが、経営者の仕事で、大事なことは

スタッフが幸せになれるように努力することだと思います。

幸せとは、人によって価値観は違いますが、とりあえず報酬が

良くなる努力はしてほしいと思います。

また、収入だけでなく、メンタル的にもスタッフが

満足するように努力すべきです。メンタル的な満足をするには

まずは、ゼロ宣言の家のように嘘がない仕事をしなければいけません。

そうすることで、自信を持つことが出来ます。

また、スタッフが周りから尊敬され敬まれるような雰囲気や体制作り

をすることも大事です。ひどい業者は、現場監督にセルローズなどの

吹き込み作業員として作業させたり、トラックなどで資材運びをさせ

現場監督としてのプライドなんてのはそっちのけで、目先の利益に走る

業者もあります。これでは、社員満足度はあがりっこありません。

社員満足度は、顧客満足度と比例します。

だから、社員満足度があがれば、お客様に支持される良い企業となり

えるのです。とにかく、社員の満足度を上げる為に経営者は尽力して

ほしいものです。