遮熱塗壁

「0宣言の家」が、広まったことで類似品が、かなり増えてます。

まさか、遮熱塗壁のまがい品まで、出回るとはビックリです。

遮熱効果のない珪藻土まで、遮熱と言って販売しるところもあります。

極端なことを言えば、ジョリパットというペンキでも、実は

熱反射率は、30%はあります。我々は、72%です。

効果を比較しなければ、1%でも遮熱効果あれば、遮熱という方も

おられるのですしょうね。

また、現場で中空セラミック入りの塗料を骨材と現場で練り合わせ

ている場合もあります。現場での混入は、配合も、まちまち

で、混ぜ合わせるのも、かなり難しく、後のクレーム大です。

企業秘密なので詳細は、書けませんが、我々の遮熱塗壁が

出来るまでは、それは、もう大変な技術と知識、費用を要しました。

中空セラミックと言われるビーズの種類、品質、大きさ、混入濃度

総てが計算されて「0宣言の家」の遮熱塗壁になります。

以前、我々も、なんとか安くならないかとの思いから、中国に

製造を依頼したのですが、総てを教授したのにも関わらず

今のレベルには達しませんでした。多分、他の方であれば

大半の方は、見た目が一緒ということで合格にしたかもしれません。

いくら安くても品質が悪ければ採用する訳にはいきません。

しかし、こうした知識は、ほぼ、誰も持ちえてません。

持っていないから、同じだと言って類似品に走るのでしょうね。

類似品を掴まないためにも、遮熱という言葉だけに走らないで

配合比、ビーズの種類、大きさ等を工務店さんに投げかけてみてください。

説明出来なければ、総てにおいて、そうした工事をする可能性大です。

プロとしても失格です。今後は、類似品を掴まない為のヒアリングシート

を作成してみようかと思います。この技術は、ローマは1日にしてならず

なのです。一生に一度の大きな買物をされるユーザーさんに、素人が

物を販売するのは、あまりにも失礼だと思うのです。

知識がなければ実績と、それを証明出来る材料を使用すべきだと思うのです。