悲しくなる出来事

「ゼロ宣言の家」を知ってしまうと

もう、この家しか売れなくなると

多くの工務店が言います。

で、その言葉通り永遠に続ける所と

言葉とは裏腹に辞める所があります。

では、その違いは、何かと言えば

儲かるか儲からないかです。

「ゼロ宣言の家」は、目に見えない

場所も、住まわれる方の為になると

分かれば、そこに力を入れます。

しかし、見えないだけに伝えるのも

大変です。ということは、利益を上げる

のが、大変ということです。

そんな事から、利益に走り安易な家造りに

はしってしまうようです。

ただ、私が思うに、良いと知ってしまった

後に、悪い物を良いと売るのは自分自身が

大変だと思うのです。

それでも、利益さえ、取れれば平気なの

でしょうか。「ゼロ宣言の家」をやめた

会社のHPを、時々、見るのですが

分かってやっているのを見ると気の毒に

なります。その方が利益=正しい価値観と

思っているのならば、それはそれで幸せか

と思うのですが、そうでなければ心を売って

いるようで可哀想に感じてしまうのです。

一度しかない人生、利益や企業に心を

売って迄もやるべきではないかなと。

悲しくなる出来事なのです。