せめてもの救い

ほんの数年前までは、自分という存在を認められたいという

想いで仕事をはじめとして人生を送ってきました。

しかし、ここ数年は、そうした気持ちはなくなってきました。

こうした気持ちがなくなったのは、自分が一生懸命、今ここを生きていれば

他人の評価なんてどうでもいいと思えるようになったからです。

また、人に対してもなにかをした時でも以前は、やってやったという気持ちが

ありそれが評価されないと、あれだけ頑張ったのにという気持ちもありましたが

こうした気持ちもなくなりました。それは、例え相手に依頼されたことでも

最後は自分で決めて自分の意思でやっているということに気付けたからです。

こんなことを、50歳近くになってやっと気づけたのです。

いかに私の性格が幼稚で、傲慢で将軍様気質が分かるかと思います。

まったくめでたいものです。でも、死ぬまでに気づけたのはせめてもの救いですね。

安心

昨日は、私が思うに日本一の工務店のセミナーでした。

やはりスタッフが教育されているだけあって会場の雰囲気も

終始良い雰囲気で講師の私も、とても楽しく話をさせて頂きました。

そして今日は、地元、岐阜でのセミナーです。

実は、地元の岐阜が以前までは一番問題ありました。

いくら指導しても信じられないようなクレームの渦でした。

流石に私も、かなりまいりました。お客様に申し訳なく涙ながらに

謝罪したことも1度や2度ではありませんでした。

お客様からは、「私達のような被害者を作らないために神宿の

グループから外してください」とまでも言われたほどです。

こうした結果を招いたことは、総て私のいたらなさが原因でした。

いつかは変わってくれるという気持ちと、この組織を抜けたら倒産してしまうの

ではというお客様目線ではない考えが、多くの被害者を作ってしまったのです。

本当に申し訳ないかぎりです。お詫びのしようがないくらい恥ずべきことです。

しかし、そうした不安も今回から解消されそうです。

それは、住医学研究会の中でもアイジーさんにヒケを取らない業者さん

懇願して今月より岐阜に出店して頂いたからです。

だから今日のセミナーも自信を持って挑むことができます。

台風もそれほどではないようですし、多くの申し込みも頂いているようです。

情や甘い心を捨てて、真のお客様目線で挑む覚悟です。宜しくお願いします。

 

 

 

 

笑顔

グループで経営している飲食店「ふわっと」ですが

経済的な観点から見ればかなり大きなマイナスです。

設立してからの3年は、毎月100万ほどの赤字でした。

それも、我々、経営陣は、無報酬にもかかわらずです。

こうした状態の時は、やはり総てにおいて最低な状態でした。

どれだけ最低かと言えば、料理の供給に1時間かかることも度々

それでもお客様に申し訳ないという気持ちもなく

それを注意すれば逆ギレ、ホールスタッフは大きな声でお喋り

残業と言う名目でおしゃべり宴会、管理者は、これらの問題を知りながら

是正出来ないという、ほんと悲惨極まりない状態でした。

それでも、私がこの店をやめなかったのは、お客様の笑顔が見たいからです。

飲食は、住宅と違い多数のお客様を、同時に幸せに出来るのです。

それも、ほんの数十分で見ることが出来るのです。

だから、そのためには努力を惜しみません。

どんなに言いにくいことであろうが、お金がかかることであろうが

お客様に笑顔になって頂く為には努力を惜しみません。

結果としてお客様が笑顔になって頂くことは、そこに携わる全員が幸せに

なることなのです。世界で一番、笑顔のある空間にしたいものです。

心配すること

お客様に喜んで頂くまたは不快な思いをさせないということは

当たり前のように多くの方や企業が言っています。

しかし、これもまた多くの方が、そうなるような行動をしていません。

そうなって頂く行動とは、いつも言っているように自分の役割を

当たり前の ように当たり前に継続することだと思います。

そのためには、いつもそうならないように腫れ物に触れるくらいの

気持ちを持ち続けることだと思います。

常に心配をする心が大切だと思います。

その心は、お客様のことを思う心と比例します。

こうした文化を持つ企業になりたいものですね。

家族

先月末、3姉妹の長女の結婚式をグアムで挙げてきました。

挙式前に、ウェデイング姿の娘をひとめ見ようと控室に

行き娘のウェディング姿を見たときは、なんとも言えない感動でした。

妻なんかは、見た瞬間、思わず涙ぐんでいました。

仕事ばかりで家庭をおろそかにしていた私です。

ほぼひとりで、育てた彼女には、やはり感極まるものがあったのだと思います。

私自身も今回、こうしたイベントがあったお陰で

家族の大切さをより気づけたようです。

残り少なくなった人生ですが、仕事ばかりでなくこれからは

家族第一の人生にしようと決断しました。

特に苦労をかけてきた家内を、一番に考えて生きようと思えたイベントでした。

やっぱ家族っていいもんですね。

考え方次第

いまだにスマホではないアナログの私は、FBとかラインは

当然ながら出来ません。また、最近では他の方のブログも

数人の仲間のブログを、時々、読むぐらいなので情報が入ってこなくなりました。

しかし、それでもなんら困ることはありません。

むしろ、ネットを見る時間がなくなったことで、時間に余裕が出来て

プラスの要因の方が強いかもです。

だから、こうした便利なツールもよほど使い方の目的を決めないと

仕事ではマイナスの要因が多くなるかと思います。

結局、どんなに時代が進歩しようと、すべては、それを使用する人だけだと思います。

機械やロボット、はたまたそれらを作られた方やそれらを上手く利用している人に

利用される側になるか、上手く利用される側になるかだと思います。

つまるところ人の世界は、江戸時代であろうが平成であろうが、使用する道具が

違うだけで、やっていることはおなじなんでしょうね。

ということは、考え方次第ということでなんでしょうね。

 

毎日の進捗

ほとんどの企業では、目標を設定すると思います。

しかし、これもまた、多くが目標だけ設定してその目標に日々、毎秒どれだけ

目標に到達しているかという検証をしていないのではないでしょうか。

恥ずかしながら私の会社も、その部類です。

ローマは一日してならずという諺があるように、苦しくても、成果があがらなくとも

目標の数字を常に意識することが大切だと思います。

数字を意識しないビジネスは、責任逃れでもあります。

経済の責任を経営者一人に背負わせ、自分の都合のいいような生き方は

人としてどうかなと私は思います。

昨日のブログにも書いたように、ビジネスは、その人の心を総てさらしだすものです。

ビジネスで数字を出せるようになることが、人として正しく生きることだと

最近、常々、思います。だから、金ぐらい儲けなければいけないと思います。

そして、そのお金を世の中をよりよくすることに使うことが、

資本主義社会の一番良いサイクルではないでしょうか。

そのためには、当たりまえのことを継続して続けることだと思います。

こうした責任ある心の持ち主の集団にすることが私の役目なんでしょうね。

こちらも気長にがんばるとしますか!

 

思いやりの欠陥

仕事が出来ることとは、奇抜なことをすることではなく

とにかく当たり前のことを当たり前に継続して出来ることだと思います。

当たり前のこととは、報告、連絡、相談、クイックレスポンスが

基本中の基本です。こんな当たり前のことが、出来なければそれ以上の

ことなんて出来るはずもありません。

では、なぜ、こんな当たり前のことが出来ない人が多いかといえば

それはその人の人間性にあると思います。この場合の人間性とは

思いやりです。組織の中で、その人の勝手な思想で行動すれば

業績も悪くなるでしょうし、そうなれば仲間の報酬も下がることにもなるのです。

このような誰かに迷惑がかかるということに気づいていないという

思いやりの欠陥です。まさに今、デスクを並べている仲間に迷惑を

かけるのです。仕事には、このようにその人の心が顕著に出てしまいます。

だから、仕事の出来ない人は、こころのどこかに欠陥があるのです。

人に迷惑のかかる生き方、どうしたもんでしょうかね。

求められる企業

日本企業の女性の管理職は、たったの8%だそうです。男女平等雇用と

いう法律が出来て10年以上も経過しているのに、それも名ばかりのようです。

それに比較してうちのグループは、6割が女性であり

その立場も役員ですから、斬新的なのか、はたまた人材不足なんでしょうね。

中小と大手を比較するのは、かなり無理がありますが、私が言いたいのは

少子高齢化で労働力が落ちている日本では、女性の労働力に頼るしかないと思います。

その為には、女性社員の待遇を良くして子供がいても働けるような環境を企業が

つくることが大事だと思います。

中小企業にありがちな女性というだけで低賃金で雇用するという

思想や、子供が出来たらやめるという思想は排除するべきだと思います。

大手飲食チェーンが、軒並み、労働不足で疲弊している現実があります。

その現象は、あまりにも、人を大事にしてこなかったツケだと思います。

特に大手と比較して総ての面で劣る中小企業では、人をより大事に

しなければいけないと思います。

しかし、中小企業ほど女性への待遇が悪いのが現実です。

女性にも良い待遇を与えられる企業となるように、努力することが

中小企業に与えられた使命だと思います。

企業に、今、一番求められているのは、弱い立場の人にまでも

おもいやりを持つことではないでしょうか。

挑戦

今まで、いろいろは職種のビジネスをしてきましたが

うちのグループも、またまた今月あたりから新しいことが始まるようです。

ようですという他人ごとのように、言うのには訳があります。

それは、総てスタッフが決め実行しているからです。

今度の職種は、スポーツというか健康関係のようというくらいの知識なので

詳細は分かりませんが、世の中のためになることでスタッフが挑戦する

こころを持ってくれたことが私にとっては一番うれしいことであり

関心のあるところなのです。

とにかく、失敗を恐れてなにもしない、既存のシステムや会社に

しがみつくことは、企業の崩壊につながります。

総てではないですが、攻めることが最大の防御という場合も多々あります。

挑戦という言葉が大好きな私です。