良い心から出来る良い住宅

一昨日の夜、八時半くらいに「0宣言」加盟メンバーから、この工務店の屋根、床に
合板が全面にはってあるが、大丈夫ですかとの問合わせが、グループのリーダーである彼
写真を添付したメールが入ったようです。
そこで、リーダーである長谷川さんが、赤塚社長の問合わせたところ、なんと事実だったとのことでした。
ただ、「0宣言」加盟前に契約されたお客様であり、お客様も納得の上での施工だったようです。
契約上は、なんの問題もありません。私はこうした事実を知らされた上で長谷川さんより相談を受けました。
そこで私の出した結論は、既に拭き終えた瓦をめくり、合板から無垢板へやり直し、床も総て合板をやりかえるか、
やらない場合は、グリーンライフグループからの脱退というかなり厳しい解答でした。
なぜならば加盟して現場の着工まで、時間の余裕があったことと、お客様に連絡をしてみると無垢材への
変更を望んでいらっしゃったからです。こうした、私の意見に長谷川さんも大賛成でした。
長谷川さんから、この報告を受けた赤塚社長は、立派でした。
一切の言い訳は無しで、翌日の朝一から瓦合板の撤収作業の取りかかられました。
男ですね。ミスは、誰でもあるものです。大事なことは、その後、どうした行動をとるかです。
私も以前、工務店経営時代にお客様との行き違いで、3件ほど完成した家を解体して建てかえた経験があります。
言い訳が、大嫌いな私は、今回、同様にクレーム即解体というスピード決定でした。
こうした行動をとると、お客様に迷惑をかけたはずなのに、その後、何人ものお客様を紹介して
いただけたものです。きっと、今回のお客様も赤塚社長の素晴らしい決断に賛同してくれること
でしょうね。必ず素敵な家になると思います。O様、良い建築会社さんと契約されましたね。
こうした清い心の持ち主が建てる家は、必ず素敵な家になるでしょうね。
良い心が良い家を建てる、技術、知識の前にまずは良い心の習得ですね!

有言実行

ある程度の立場の方が、約束を守っていただけないとやはりショックですね。
私への個人的なことではなく、多くの方に影響することなので、さらにですね。
3年ほどまえから数が出ないから高い、出れば安くなる、売り側の努力が足りないと
講演でいつも言われてました。
それから3年で、今まで数百万だった商品を、数億に伸ばしました。
私は、実際に材料は扱ってないので、もっぱら講演や執筆で広報業務を頑張ってきました。
そうした皆の団結により、良い結果となったのですが、材料費は一切下がりません。
運搬、保管等の件で変更がありましたので、実質的に値上げです。
有言実行、真摯な姿、誠実さ、そうした姿勢、大事だと思います。
気づいていただきたいものですね。

使命

ついに50歳まで、あと1年となりました。
半世紀近くを生きてきました。
しかし、人間、歳を重ねると考え方は変わるものです。
以前は、大金持ちになりたい、有名になりたいと思ったのですが、
今は、全然、そうした気持ちはありません。
我ながらビックリです。
今は、生きてきた人生の証として何かを残したいと思うようになりました。
それが、私の場合は正しい本物の住宅造りを広めることです。
世界で最低基準の家だらけの日本の住宅業界に、
本物の家造りの心を植えつけたいと思うのです。
だから、1年中、総ての休日がセミナーでも大丈夫なのです。
良い家、本物の家、世界で通用する家を日本に1棟でも多く、が私の使命ですから。

良い工務店の共通点

良い工務店とそうでない工務店の違いは、こんなところにもあります。
良い工務店は、自社に合わない住まい手を断ります。
これ、一見、横柄に感じますが、実はそうではありません。
とても勇気がいりますが、正しい行動です。
例えば、健康に害のない「0宣言」が、自社ではよいと思っても、
住まい手側が単価があわないからと、
ランクを落として有害な新建材を使用するように希望されても、
悪い物を売ってまで金儲けをしたくないという心のある方が経営している場合は、
きっと断るでしょう。
逆に自社が得意でない工法でも、住まい手に希望されれば、何でも出来ます、
単価もいくらでも合わせます、
という業者の造る家は、やはり仕事もよくないですし、
社員もよくなく大クレームに発展するのを幾度も見てきました。
プロとしてのプライドもなにもなしで、ただ、住まい手側の言われるままになる業者、
とても危険です。
すなわち、良い業者とは、仕事を断れる業者なのです。

住宅を造る目的

セミナーを始めて約5年が経過しました。
5年間で、10社ほどの工務店を、私のセミナーから外しました。
外す原因の一番の理由は、
とてもユーザーさんに紹介出来る工務店ではないという理由からです。
私が推奨している工法を、真摯に行動していない会社だからです。
私が推奨する工法のまがい品を使用しても、
素人であるユーザーには見分けがつきません。
悲しいことです。
人として、とても悲しいことです。
プロとして許せない行動です。
日本の住宅業界が、信用を無くしたのもうなずけます。
住宅を造る目的を今一度しっかり考えてほしいものです。
総ては、住まい手の真の幸せの為なのでは。
そうそう、それとこのブログに書かれている業者さんやりますね
パクリもここまで行くとあっぱれです。
表彰してあげたいくらいですね。
それとここまではっきり書いた長谷川さんも凄い。
リーダーの自覚出て来ましたね。
リーダーの役割は、皆を守ることですから。
矢面に立っても守るのが仕事ですからね。
あんたは、デブで田舎者でKYのくせに、なかなか偉い(笑)
あっ忘れた、変態癖もありました。

ダブル断熱からトリプル断熱へ

私が、15年ほど前に開発したダブル断熱ですが、今では多数の業者が
行っています。しかし、見せかけのダブル断熱が多数です。
ユーザー寄りの工法は少なく、売れればいいというような工法が多数なのが現実です。
私の開発した工法は、15年前とは比較にならないほど進歩しています。
外壁塗料は、遮熱になりトリプル断熱となりました。
また、外壁が汚れないように、強アルカリの骨材を含有しています。
また、他社は防カビの目的で、薬品を含有していますが、トリプル断熱では
ホウ酸を使用しています。薬品の効果は、4年でなくなることから、4年経過をすると
カビが生えたり、汚れやすくなります。しかし、ホウ酸は無機なので半永久的な効果が
あります。また、下地のボードも、カーボンが含有してあり、これもまた断熱ばかりでな
なく遮熱効果もあります。以前のボードと比較すると3割以上も断熱効果がアップしまし
た。他にも、多数の性能がアップしています。他のダブル断熱とは、雲泥の差があります。
以前、私が経営していた会社の塗り壁材は、海外の良質な材料だったのですが、
今では安価な日本製のメーカーの材料になっているほどです。
こうした現象が起こるのは、利益のみを目的としているのか、ユーザーの幸せを
目的としているのかの違いだと思います。
本物の住宅造りは、ユーザーの幸せ作りだと思います。
プロの皆さん、そろそろプライドを持った住宅造りしませんか。
売る為だけのダブル断熱、もういい加減にやめませんか。
と、強く想う今日この頃です。

類は友を呼ぶ

「0宣言」、この基準、凄すぎます。
多くの工務店から問合せをもらいますが、あまりにも厳しすぎることから、
説明をすると多数がおじけずいて我々の仲間に入りません。
また、入会しても辞めていく会社もあります。
こうした会社は、金を儲けることだけが目的なのでしょうね。
良い家を造り、お客様に心から幸せになってほしいという気持ちがないのでしょうね。
こうした会社は、即刻、建築をやめてほしいものです。
日本の住宅は、先進国の中で最低と言われています。
それが証拠に住宅業界だけは、どれだけ会社が大きくなっても
海外進出しません。レベルの高い海外の住宅社会では、相手されないのです。
企業側のお金儲けの為だけの住む人に粗悪な住宅造り、もういい加減にやめてほしいものです。
良い住宅を供給したいと心の底から思う人間のみが、住宅造りに参加してほしいものです。
どんくさくても、おかまぽっくても、能書きたれでも、この方にはそうした気持ちがあります。こうした気持ちの持ち主に、住宅を依頼された方は、とても幸せでしょうね。
また、安心でしょうね。きっと、依頼された方の心も綺麗なんでしょうね。
類は友を呼びますから。住まい手も造り手も、良い心で本物の住宅造りをしたいものです。

珪藻土と漆喰の欠点

「0宣言」で使用しているスペイン漆喰やっぱ凄いです。
実験で、スペイン漆喰にコーヒーをかけて1か月もすると綺麗に浄化しています。
私の仲間の家は、年間数十回もオープンハウスに貸してくれていますが、
数千人ものお客様が、手袋無しで訪問してもどこも汚れてません。
また、表面も固くてボロボロ落ちることもありません。
以前、私は珪藻土を自ら開発しました。
一般的な珪藻土は、接着剤を使用するために数年で劣化して健康に害があることから、
漆喰と混ぜた100%自然素材としました。
この方法だと人体に害はないのですが、月日が経つと表面が柔らかくて壁がすぐに傷ついたり、
ボロボロと落ちるという欠点がありました。
私の自宅に使用しているのですが、家族からは非難ごうごうです。
この時に、スペイン漆喰の知識があったらと思うとかなり後悔です。
やはり、数字的なことやメーカー側の能書きを信用してはいけないですね。
実際に使っかてみて年数が経過しないと分からないものですね。
歴史のない新商品を使うのは、やはり不安です。
まぁー、当然なことですね。

良い仲間

3連ちゃんのセミナーを終えて、三重からおっかけしてきたこの能書き親父
奈良の鶴ベイと焼肉を食べてたら、石垣島に家族サービス行っておるはずのこのお猿
「あれ、偶然ですね。」と、表れました。いやぁー、ビックリしました。
事情を聞くと子供がインフルエンザで行けなかったようで、赤塚社長からのメールで
私を追っかけして奈良にいることを知った彼は、元祖おっかけの血がさわいでしまったようで、
わざわざ大阪から奈良まで、2時間も車を飛ばしてきたとのことでした。
まさか、男にやきもちを焼かれるとは、思いませんでしたが、内心は嬉しかったですね。
その前日も、滋賀の犬顔社長も三重まで、わざわざ、私と酒を呑むだけのために、
来てくれました。ファミリーに、逢うとなんかとても元気になります。
セミナーの疲れなんか吹っ飛んでしまい、いつも深酒をしてしまいます。
彼らは、私の宝物です。一生、付き合っていきたい仲間です。
長い人生、きっと大変なこともあるとも思いますが、彼らとならば
必ず難関を乗り越えらると思います。
良い仲間に感謝ですね。