逝っちゃいました。

昨日、親父が逝っちゃいました。それも、自らですから、きついです。

足が弱くなって3日ほど、お袋に介護を受けたことで、人の世話になることが嫌い

な親父は、自らでした。ほんとに親父らしいというか、おもいっきりがいいというか。

遺書には、次のように書かれていました。

「すまん。もうすぐ歩けなくなる。美智子の体が、俺の看病してたらもたない。

今までさんざん苦労かけてきたから、これ以上はかけれない。今までありがとう。世話になった。」

とおふくろに。

私と妻には、

「たくさんの親孝行ありがとう。世話になった。ありがとう。」

あとは、7人の孫に50万づつあげてくれと書いてありました。

また、自分が逝く予定の場所の地図まで、明記してありました。

行方不明になって、我々が探す必要のないようにしてありました。

最後まで、武士、侍でした。

私に建築を叩きこんでくれた父のお蔭で今、私はあります。

とにかく、建築には厳しい親でした。嘘が大嫌いで、いつも私に魂を込めて家を造れと教えてくれていました。

父という有形の存在は、居なくなりましたが私の心の中には、父の魂が宿ってます。

これからも、父の魂とそれをささえてくれる仲間達と共に住宅革命、改革を

していきたいと思います。