医療ミスと同じこと

先月ですが、75歳の親戚の方が亡くなりました。

死因は胃癌とのことでしたが、実際には医療ミス

の疑いが強く、現在、解剖により臓器を総て検査して

いるとのことです。聞くところによると、患者側が

早く退院出来るようにと、内視鏡を希望した事で医師も

納得して手術を行ったところ、一般的には内視鏡では

執刀しない大きな癌が見つかったのですが、その医師は

そのまま内視鏡での手術を続行し、予定の4倍の18時間

という手術時間が、かかったのですが、無事成功との報告

で、術後2日は本人も元気だったのですが、2日目の夜

急に容態が悪化して死亡してしまったのです。

病院側は、手術は成功したから脳梗塞、心不全とかの疑い

があるとの説明だったのですが、遺族側が納得せずに

解剖となったのです。私は、この話を聞いて建築でも同じ

事が言えるなと。患者が言ったからと執刀困難でも、素人

の意見を取り入れた医師のようなことを、やっている営業

設計が、あまりにも多いのです。プロとしての知識、経験

からより良いアドバイスをするのが、我々のミッションなの

です。出来なければ出来るまで努力しなければいけないのです。

人の財産を預かる我々の仕事は、生半可な気持ちでは、やっては

いけないのです。命を懸けて当然なのです。