相手側に

ビジネスで大事な事は、相手側の気持ちになって接することは

基本中の基本ですが、ただ、どれだけ想いがあっても技術、知識

提案力等がなければ不可能なことです。

では、どうしたらそれらが身につくかといえば、貪欲な気持ちで

日々の業務に取組み、出社外の時間に努力する以外ないと思います。

人より能力の劣る私は、この世界に入ってからは、いつ何時でも

建築の事ばかり考えていました。余暇も趣味も総て建築なのです。

何十年もの間、1日20時間以上の仕事を続け、寝ていても夢の

内容は仕事のことばかりでした。そんな生活は、ハッキリ言えば

辛い時もありましたが、それよりもそうした生活や思想がない方が

恐いかったのです。建築という世界では、設計も現場も積算も材料

開発も誰にも負けたくなかったですし、経営をすることで周りを

苦しくさせるのではなく、幸せになってほしいという気持ちが強

かったことから、当時は、そうした生活が自分にとって一番、楽

な選択だったのだと思います。そうした生活の源があったからこそ

今では、短時間で住まい手へのアドバイスが出来るようになったの

だと思います。こうした経験から巷で言われているように、相手側

にたつには、己の能力をつける以外ないと思うのです。

そうなるために、強い想いと努力しかないのではないでしょうか。