自覚

最近、自らユーザーの方と直接お会いして図面等の

打合せをさせて頂いています。そのほとんどの方は

1回目の図面の提出でほぼ決定します。

それも5000万強という大型物件にも関わらずです。

また、間取りだけではなく、キッチン等の設備機器から

内外観の色、工期、、外構、請負金額等を2回ほどお会い

するだけで総てを決定します。一般的には、ここまでを決める

のは20回ほどの打合せを要するようです。

では、何故、私が短期間でこれだけの事を決められるのかと

いえば、設計から構造、見積りといった総ての知識が誰よりも

あるからだと思います。そうした知識があるからこそ、ユーザー

の方への提案が出来るからだと思います。多くの方は、プロとして

能力に欠ける事から、提案どころかユーザーの御用聞です。

素人のユーザーの無尽に希望を聞けば聞くほど、悪い方向に進みます。

私も、もちろん、意見は聞きますが、それがマイナスになることで

あれば、ハッキリと意見をします。

ユーザーは、御用聞き営業マンよりもプロフェショナルなアドバイザー

を求めています。そうなる為には、命懸けの努力で知識、技術を身に

つける以外はありません。真のプロとしての自覚を持ってほしいものです。