古民家とかが、何百年も長持ちするのは新建材を使用していないからです。
では、なぜ、新建材が原因で早く劣化するのかといえば、接着剤が使用
されているからです。接着剤材は、有機物です。有機物は、変化するものです。
つまり、劣化するのです。例えば、アスベストが体に悪いのは、時間を経過した
ことでアスベストに含まれている接着剤が酸化したことで、パサパサになり
目に見えない細かい粒子が空気中を浮遊することで、その空気を吸うことで
肺にささり肺がんとなる恐れがあるからです。また、珪藻土も一般的に
3割ほどの土と7割ほどのボンドから構成されていることから、7年ほどで
アスベストと同じような状態となることから、ヨーロッパでは、使用を禁止
されています。他にも外壁の塗装が数年で塗り替えが必要になるのも、有機物
ということで外部に使用すれば化学的効果は5年しかないからです。
また、有機物は酸化度が強く電磁波も多く放出することから雨垢の原因とも
なるのです。だから、我々の材料には、極力、有機物を使用しません。
内部の漆喰は、100%無機です。他社製品には、施工をしやすくする
為にアクリルが数%含有されています。アクリルが、含有されると有機物
ですから、劣化も早いですし、透湿性も損なわれてしまいます。
また、アクリル等の有機物は、電磁波を放出することでホコリを
作ることから、不衛生な空間となってしまいます。
我々の漆喰は、劣化どころか無機ということもあり成長します。施工後
100年間は、毎日毎秒硬化します。自然の鉱物もそうですが、硬いほど
エネルギーが強いものが多いです。だから、年数を経過すればするほど
人体に良い放射エネルギーを出します。他にも、手垢汚れも、ほぼ生じませんし
コーヒーをあやまって壁にかけても数ヶ月で空気中に分解するという
特性もあります。このように、我々が無機にこだわるには、明確な理由が
あるのです。まだまだ、いっぱいありますが、今日は、長くなりましたので
また明日続編を。では、では。