昨日のブログにも書きましたが、品質を落として利益を得ることは
ゲリラ的戦法であり、長期間は継続しないと思います。
特に、現場に従事していない経営陣は、それを見極めらるか否やで
その会社の運命は変わることだと思います。
なぜなら現場に従事していないことで、ユーザーがその会社の何を
求めているのかの本質を見極めることが難しいからです。
そうした中で、出来ない経営者ほど、数字が悪化した時には
本質を見ないで、自社のことには棚に上げて、クォリテイー等が下がろう
が、おかまいなしでその場の利益だけを重視しがちです。
特に上場企業等の非常勤や監査役等は、数年しか在籍しないことから
目先の数字のみに走りがちです。私は、そうした責任のない役職の意見に従い
大変な目にあった経営者を多数見てきました。
経営は、本質が見えなければ長続き出来ないと思います。
本質とは、自社よりもユーザーを一番に考えることだと思うのです。