住宅業界は、他社より安く見せるために、生活をする
のに必要なものを別途とする手法が当たり前に
なっています。例をあげるならクローゼット、バルコニー
網戸、電気の引き込み等、まだ他にも多数あります。
で、それらが異常に高いのです。電気の引き込みなどは
申請料の数万で引き込んでくれるのですが、建築会社の
見積には30万と高額な見積を計上している会社もあり
ます。最初は安く見せかけ気を引き安心させ、オプション
で儲けるというやり方です。こうした手法は私はあまり
好きではありません。だから、真逆とも言えるような
やり方を工務店さんには指示しています。
例えば良い電磁波に変換する分電盤、元付の浄水器などを
標準としていることです。ゼロ宣言を扱う工務店さんは
私の考えに共感して頂けるところが多く、基礎の鉄金を
ダブルにしたり、コンクリートを倍にしているところや
地盤が良くても熊本の震災を想定した地盤改良を標準と
している会社もあります。こうした目に見えない工事は
受注をするには、不利かもしれませんが、ユーザーの事
を真剣に考えているからこそ出来る行動だと思うのです。
品質を下げ契約に走るより、真のユーザー寄りの方が
長い目で見ればブランドであり、信用につながると思う
のです。真のユーザー想いの仕事、私は好きです。