昨日は、福岡の某所で街つくりのある大会がありました。

揃ったメンバーは、そうそうたる顔ぶれで、オリンピック

会場の設計で有名になった隈研吾さんやら、元大リーガーの

井口さんやら多種の方面の方が参加されておられました。

内容は、ここで書くと長くなるので割愛させてもらいますが

楽しいシンポジウムでした。自給自足、健康をテーマにした

街つくりワクワクするものです。

「健康住宅」にサィディング、ジョリパットという

外壁の吹付け、内装ドアにタンパンとい無垢材を

そいで貼り合わせたウッドワンの内装ドア、肺癌

を引き起こす可能性がある珪藻土、ネオニコチノイド

系の毒性の強い白蟻駆除、調湿効果のないウレタン

吹込みなどなどが一般的です。

これ健康住宅のようなものです。

それでも、売り方さえうまければ、建築素人である

ユーザーには健康住宅として売れるのです。

なんとも恐ろしいことです。

今、私のよりどころは、仲間の工務店の業績アップです。

全社は、無理なので私の事を心から必要だと思ってくれて

いる会社です。正直、そう感じる会社は、数社ですが

嬉しいことに、その数社の業績は著しく伸びているのです。

会社の業績がアップすれば周りも幸せに出来るはずです。

今年は、こうした会社の数を増やしたいものです。

海苔を加工する工場で働く方は、完全武装です。

まるでサリンを撤去する宇宙服のようなスタイルです。

なぜなら、海苔が湿気らないように乾燥剤を噴霧する

からです。その乾燥剤とは、ベトナム戦争で毒ガスとして

使用されたものと類似なものです。

その被害の代表なのは、ベトちゃんドクちゃんです。

こうした健康被害を及ぼす食品を販売するのもどうかと

思いますが、社員をそうした環境で働かせるのもいかが

なものかと。科学が発達した昨今です。違う加工法も

あるのですが、それをやれば利益が出ないという

理由だけで、皆に弊害のある方法を選択しているのです。

利益だけを考えればそれも間違いではないと思いますが

人としてはどうかなと。どれだけ困難なことでも、私は

そこは譲れません。知りながらにして害をなすなの精神です。

経営する飲食部門「ふわっと」で、新しい取り組み

をしようかなと。何かと言えば、マネジャーも社員

も主婦パートさんも学生パートさんも含めた会議を

定期的にやろうかなと、で、そこで総てを決めよう

かなと。出た利益も、皆で、どう分配するかも決めて

もらおうかなと。飲食素人の上,経営能力のない私がやる

よりも、このやり方の方が上手くいくような気がします。

全員が決定権者、ある意味全員が役員という平等経営

楽しみです。

３人娘の親である私に度々、「澤田さんの跡は誰が継ぐのですか」

とか「養子とかはいれないのでうか」と聞かれますが

世襲だけは絶対にしたくありませんし、うちの家が

私で途切れても全然構いません。なにかに縛られる生き方

ではなく、皆、自由に生きてほしいのです。

もちろん、私も、そう生きさせてもらいます。

とにかく、手ぶらの自由がいいのです。

だから、子供達にもなにも残すつもりもありません。

死ぬ時には、財産も借金もない０でいたいものです。

だから、これからの人生は、稼ぐよりも使うことに

尽力です。寄付、ボランティアなど、心が豊かになる

使い方に憧れます。

設計から積算、仕様決め、色など総てを託して頂いた

この家を訪問してきました。完成してからは初めての

訪問で、出来栄えが気になっていましたが、我ながら

ほぼ完璧なコーディネイトでした。

良い作品に携われることは、私にとって最も幸せなこと

です。完成した家で過ごした時間はまさに至福の時間

そのままでした。久々に、家造りの楽しさを実感でき

たことに感謝です。ほんと、楽しかったです。

利益を一番に追求していた頃は、経常利益１０億程

ありました。で、幸せだったかと言えば、正直言って

幸せでしたが、虚しさもかなりありました。

だから、そこは卒業です。今年からは、セミナー費用も

工務店のコンサルも全て無料にしました。

無料にすることで、少しでもコストダウンにつながれば

「０宣言の家」がより身近になり、幸せな方が増えるとの想い

からの行動です。今後の人生は、お金や物よりも、志、第一で

生きたいものです。そんな生き方を欲しています。

建築の塗装業の方は、短命です。

また、普段の会話でもろれつがまわらない

方も多く存在します。その原因は、塗料に含まれている

有害な成分から放出される有害なガスを摂取することが

原因のようです。目には見えないことから、あまり問題視

されていませんが、怖いことです。

こうしたことからも、有害物質０「０宣言の家」は

やっぱ凄い家だなとつくづく思えるのです。

以前、仕事始めの日にコンサルに訪問した時のことですが

社員一同で初詣出に出かけるところがありました。

オマケに私までも連れていかれビックリでした。

神社に皆で行っても業績はよくならないですし、ましてや

コンサルの私を神社に連れていくより、指導を受けたほうが

良いに決まってるはずです。こうした余分なことが、あまりにも

日本の企業には多すぎです。人気ドラマの「ドクターＸ」のように

「〇〇致しません」の心も必要だと思うのです。

私が社員だったら「業績アップに関係ないことは致しません」

と言ってしまうかもです。もし、私が誕生会や神社詣出などの

業績アップに関係なくスタッフの時間を奪うことがあれば

「致しません」と言ってほしいものです。

大門美智子やイチロー、貴花田親方のようなストイックで

数字にシビアで、イエスマンじゃない扱いにくい社員でいて

欲しいものです。そんなスタッフが理想なのです。