やりたくないこと

10年前、株式公開を目指していた時は、正直つまんなかったです。

税引き後経常利益とか労働分配率とか、自己資本比率とか難しい

言葉いっぱい使ってそれらの表を作り会議してました。

そんなくだらないことより、お客様に真摯なビジネスやってるか

どうかの方が大事です。言葉だけでなく、その仕事がどうかです。

人体に悪い材料を使ったり、数年ごとにリフォームが必要だったり

それをシステム化して利益を出してもなんの意味もないことだと

私は思います。能力がないから合法的な詐欺をしているだけに

すぎません。まぁ、それも人それぞれですが。

私はやりたくない人生です。そんなことをフッと思いました。

 

 

覚悟

以前は、誰かが経営を失敗すれば、かわいそう

との思いから、お金を貸すとか何かの支援を

していました。しかし、今は、そうした支援は

しないことにしています。経営者になると決めた

瞬間から、最悪の覚悟はしなければいけませn。

日本で10年継続する企業は、3割に満たないのです。

こうした数字からも、経営をするには余程の覚悟と

努力がいるものです。

自分で決めた人生です。誰の責任でもありません。

経営という一番大変な職業を選択したからには

命がけにやるしかありません。

起業するのは簡単ですが、良い結果を出すことは

並大抵では出来ません。それでも、己で決めたこと

です。誰の責任でもありません。経営は、誰も助けて

くれません。だから、覚悟を決めてやるしかないのです。

 

 

 

 

見える人

本質が、見える人は少ないものです。

ビジネスを、やっていると本当によく分かります。

結論から考えられない方や上手くいかない原因の

根本を考えられない方などが、その典型的です。

そうした方は、真実から目をそむけ、何か楽な

ものはないかと探し続けますが、結局は真の力が

ないことで、何をやっても成功しません。

まぁ、甘えなんでしょうね。戦国時代のように

失敗が死に直結する境遇なら、皆、考え方も

変わり、死にものぐるいで生きるのでしょうが。

というのは時代錯誤かもしれませんが、いつの

時代でも、限界に挑戦するというのには

変わりありません。私の人生は、真剣に生きることが

最も大切なのです。

無視

仕事が良好な時は連絡がついていたのに

少しなにかがあれば、電話も出なくなるメール

の返信もないという経験をしたことのある方も

少なくないと思います。私は、どれだけ嫌な相手

でも、都合が悪くても無視をすることはしないよう

にしています。人として卑怯なことだと思うからです。

ただ、こうした行動をされると以前は、腹が立っていた

ものですが、今は、相手の人間性が分かることから

早く見切りがつくので、それはそれで有難いと思える

ようになってきました。そうした行動が出来る方は

自分の都合が良い時だけに利用する人間性の持ち主です。

だから、相手側から付合いを断って頂けるのは、有難い

ことなのです。腹をたてるより、むしろ今では感謝なのです。

 

 

日曜

今度の日曜は、露出が多い日です。

朝7時から地元のFMラジオで30分ほどの放送。

午後からは、島根県の統合医療の全国大会での講演。

500人ほどが、来場されるようです。

そんなこんなで、多くの方に真実を伝えらる機会を

たくさん頂いています。有難いことです。

 

 

 

 

知りながらにして

「知りながらにして害をなすな」これドラッガーの名言です。

私は、この言葉が大好きです。しかし、世の中、これが出来る

方は、少ないものです。私が、考案したダブル、トリプル

クアトロ断熱も、ユーザーのことを考えなければ、かなり

安価に出来るものです。セルローズファイバーは、安全な

ホウ酸使用している「インサイドPC」以外を使用

EPSボードは防蟻処理無し、カーボン含有なし

塗り壁は遮熱無しとすれば、かなり安価になります。

また、新築時の見た目も変わりません。しかし、

その後は、大違いです。まず、「インサイドPC」以外

のセルローズファイバーは、ホウ酸の毒性が強い為

健康に害を与えます。謀蟻処理が施していないボードは

白蟻被害、カーボンが含有されていなければ断熱低下

もちろん遮熱がなければ、これも断熱とはいえません。

また、その組合せでは、防火試験もクリアしていない

ことから、火災時の延焼は、凄い惨事をまねくことだと

思います。しかし、見た目は、ほぼ変わらないことから

ユーザーには、分かりません。ただ、売っている方は

それを知っているのです。知っていても低レベルの材を

使用するのは、ユーザーよりもお金重視なんでしょうね。

なんか、とても悲しい生き方です。

その建物をつかまされた方は、気の毒としか言いようが

ありません。情けないことです。

 

生き残る

狭小産業の住宅業界で生き残るビジネスモデル確立しました。

年初より仲間達とつくりあげてきたことが、ようやく形と

なってきました。私としては、かなりスローペースでしたが

これからは、アクセルを踏み込んで挽回です。

私を信頼してついてきた仲間の為に、良い結果が出るように

尽力です。大好きな仲間と永遠に上手い酒が呑んでいたいもの

です。11月8日の会議楽しみです。

この家しか

地味ながらも「0宣言の家」がブランド化されてきたように

感じます。だいたい、毎日、2〜3本ほど問合せがあります。

なかには本を読んだだけで、この家しかないという方も

おられます。先日も大阪から、この家以外考えられない

新潟、岩手からは、この地域で、この家つくりが出来る

工務店を是非育てくださいという嬉しい言葉を頂きました。

派手なCMをうたなくとも本物は、ゆっくりとした速度かも

しれませんが、本質が分かる方の中で根付ていくものだと

思います。私たちも上記の方ように、1ミリも嘘のない真の

ユーザー寄りの家造りしか考えられないのです。

家つくり

真剣味

言われたことを忠実にできる方は、なかなかいません。

ただ、もっといないのは、自ら想像してつくりあげる

人です。また、時間に忠実に仕事をされる方は

多数おられますが、利益を出す方はあまりいません。

きっと、以前の私のように、継承した会社が巨額な

赤字のことから、毎日、毎秒、利益を上げ続けなければ

倒産してヤクザに追われるような境遇になれば、きっと真剣味が

変わり利益を上げる仕事、考え方に変わるのでしょうが

多くの方は、数字とかは関係なしに自分の価値観で一生懸命

やっているかどうかの方が多いように感じます。

自ら考え出し数字を作り出す存在、それが出来る人材

が必要とされ、そうなることが自身も幸せなのです。

 

 

やはり心です

和を大切にする心ある工務店は、セミナーの集客が

良かったり、集客が少なくともゼロ宣言の家造りを

理解して頂ける方が来られたりと良い結果が出ています。

自分勝手な思考、言動のところは、逆の結果です。

いくら目先をとり繕っても、その心がどこかで出てしまう

のだと思います。まるで、お天道様が、見ているのかのように

周り巡って自分に帰ってくるかのようです。

経営とは、お金儲けですが、それを長く継続出来るには

やはり心にあると思います。

お客様、仲間、多くのことに感謝し、例え目の前の成果が

出なくとも、他人の責任にして攻撃することなく

頑張ることが大切だと思います。

そうした行動が出来ることが、経営者にとって大切なこと

だと思います。私に一番足りないことかもしれませんが。