ツワモノ

今年に入り「住医学研究会」のメンバーが大きく変わって

います。本物を追求される工務店さんだけが残り、そうでない

方は退会されてます。また、この家造りに共感された多数の

新規加盟があり、より良い会となっているように感じます。

退会される方の行動を見ると退会してもらって良かった

と心から思える一部の方もおられます。退会された方の多くは

なぜかしら先に退会された方を頼ります。

どんな行動をしようが人それぞれ自由なのですが、退会された方の中

でルールを無視して皆の意見で解雇された方を頼ることはどうかと思うのです。

ルールを無視というのは、長期に渡りゼロ宣言と謳いながら、一切、ゼロ宣言資材

を使用しておらず、仲間やユーザーを裏切り続け、会を退会させられた方の

元を訪れ指導を仰ぐという信じられない行動をするツワモノもおられたのです。

こうした方を頼るは、住まい手の為に本当に良い物を造るよりも、先に利益が

来るからだと思います。

現に、ゼロ宣言で違法退会された方は、今でもゼロ宣言と同じような

工法を続けていますが、工法は同じように見えても使用する材料の性能は

二の次であり、安価な資材ばかりを使用しています。

塗壁は、ドイツ製と謳いながら生産国は中国、セルローズはホウ酸ではなく

人体に有害なホウ砂を使用した粗悪品など、目に見えないところの拘りは

皆無であり、ユーザーには分からないことをいいことにやりたい放題です。

そうした会社を頼られる方とは、一緒にはどうかなと。

そうしたメンバーが会にいると、ユーザーに迷惑がかかるのではと。

ただ、以前のブログにも書いたように、本質の分かるユーザーからは

簡単に見破られてしまいます。退会された工務店のHPからゼロ宣言の文字が

消えているのに、展示場はゼロ宣言のままの仕様でやり続けることで

人間性までも信じられなくなったとの声を多数頂きました。

もし、それを続けるのであれば、それ以上の資材を採用してエビデンス

で証明するなど、世の中で通用する行動が必要かと思います。

ゼロ宣言の家の資材の変更時には、必ず世の中で通用する専門機関での

数値を出すことを基本としています。

中小工務店を継続させる一番のコツは、HPやチラシだけを上手く見せかける

ことが第一ではなく、まずは正直で真摯な家造り以外ないと思うのです。

ゼロ宣言の展示場を体感してもらい、実際は似たような資材を使用

するという詐欺まがいな家造りは、長く続くわけないと思うのです。

こうした誤魔化しは本質が見えるユーザーには、分かってしまうのでは

ないでしょうか。妥協のない家造りを真摯に行う事が務めだと思うのです。