類似品

0宣言の会を脱会される工務店さんの多くは

この工法だけは使用したいと言われます。

しかし、ほとんどの方が、類似品を使用されます。

見た目は、0宣言の資材と比較しても、プロの目でも

見分けがつきません。しかし、性能は明らかに違います。

外壁の塗り壁は、遮熱がありません。また、色をつける為の

顔料は無機ではなく有機であることから汚れと結露の原因と

なります。塗り壁下地のネットは、編んだ後から耐アルカリ処理が

してあることから網目のクロス部分は数年でモルタル に溶けます。

断熱のセルローズファイバーは、ホウ酸が有毒であり病気の原因となります。

内部の漆喰は、アクリルという有機物が含有され劣化、病気の原因となります。

また、アクリル膜をはることで調湿性に欠けます。

内部に使用するボンドは、アセドアルデヒドを放出させ、これも健康を害する

原因となります。特殊鉱石水も使用しない為、劣化しやすいマイナスのコンクリート

を使用することになります。他にも、まだまだ多数ありますが、すべて見た目では

わかりません。ではなぜ、類似品を使用するかと言えば、安価だからです。

見た目が変わらず安価であれば、高く売りつけ利益が大きくなるからだと思います。

ユーザー想いの家造りを選択するのか、目先の利益に走るのかは、人それぞれの

生き方ですから、それについてはどうこう言うつもりはありません。

ただ、ユーザー側がそうした類似品を掴まされない のを願うばかりです。