弱体企業

弱体企業とは、一見、売上も少なく社員数も少ない

企業かと思われがちです。しかし、私は、そうは思いません。

確かに、人、物、金がない零細企業は弱いかもしれませんが

経費が、かからないことから知恵さえあればなんとかなります。

しかし、経営者の能力以上に会社の規模が膨れ上がり、経費も莫大で

時代の変化に対応出来ない企業の方が、大変だと思います。

年間の運営費が少なければ少しばかりの知恵があればなんとかなります。

しかし、経費が多ければ多いほど、それに相応しい知恵が必要となります。

ましてや、時代の変化は、年々、早くなっています。

しかし、成功した企業のほとんどは、一昔前の成功事例にしがみついています。

一度、成功して会社の規模が膨れ上がってしまえば、軌道修正も大変です。

いつか、そのビジネスモデルに終焉が来ると分かっていても舵を切りなおすのには

大変な勇気がいることから、生半可なビジネスモデルでは、新しい方向に踏み込むこ

とは、なかなか出来ないものです。だから、経費が多い企業の経営者には、その

経費にみあった知恵が必要というものです。

と、偉そうに言っている私ですが、私自信もない側の人間だと思います。

しかし、それが出来なければ、沈むだけだと思います。

会社経営、とても大変なことなのです。