昨日のブログの内容を、もっと詳しく教えて欲しいと数人の
方から連絡を頂きました。
ということで、今日は、もう少し詳しく説明させて頂きます。
まず売上が確保出来たのは、住宅以外の賃貸アパートや保育園といった
大型物件が売上の半分を占めていたからです。
また、それらの営業も自社では行わず賃貸管理会社からの
紹介やら、グループ会社の設計事務所が行っていたことから
自社経費は0です。また、住宅もトリプル断熱という徹底した
差別化商品、何度も日本一になった設計を駆使したデザイン
中間マージンを省いた直輸入資材等でのコストダウン等という
ありとあらゆる努力をしたことで、価値ある商品を安価に販売出来た
ことで受注を伸ばしました。
売上を確保した後は、施工をしなければいけません。
これも総て外部の工務店に丸投げをしていました。
丸投げと言えば聞こえが悪いかもしれませんが、施工は
丸投げでも、ちゃんと現場監督が管理していました。
この方式は、下請けの監督に加えうちの監督も管理に
加わることから、二重管理体制となり、ミスが軽減したうえに
一人の監督で10億以上の現場が持てるという好結果を
もたらしました。また、一括外注をすることで経理の仕事は
1/10以下になりました。
それまでは1現場で数百枚もの請求書もざらでしたが、この方式に
してからは10枚にも満たない数のなりました。
経理の仕事も無くなるはずです。他にも、現場で使用する高額な機材
運搬のトラック、各職人への通信費等の総てが激減したのです。
まぁ、このように売上がいくら増えても経費を増やさないという
一般的には考えられない手法を行っていたからです。
だから良い物を安価で売ることが出来、コスパに納得された方が
多数おられたことから、早くたくさん売れ、少数でこなしたことから
当たり前に利益が出たということなのです。
とてもシンプルな手法をしていただけなのです。