商品を売るのが、あまり好きではない私は、生体エネルギー
の販売店をやっているのですが、「他で購入して下さい」が口癖で
他の販売店を紹介してしまいます。それが、数千万するような
いくら高額商品であろうと、いつも、他の販売店を紹介しています。
なぜなら、私は、その専門家ではないことから、それほど知識も
ないので、お客様に迷惑をおかけするのが嫌だからです。
販売することよりも、その後のメンテナンス等のフォローまで
考慮すると、高額になればなるほど売れません。
特に、電気や水関係の高額な商品は、依頼されても毎回お断りしています。
他にも、新しいコンクリート等の技術も私が理解できていないものは
扱うことはしません。自分が、理解出来ないものは、説明も出来ないですし
将来どうなるかも分からないので扱えません。
それなりの検証結果やエビデンスが、あればまだしも何もないものは
いくら言葉で良いと言われてもお客様に勧めるわけにはいきません。
また,私の専門は建築であり、経営なので、販売はスタッフに任せてありこと
からも、私が販売をお受けすることは、越権行為というのもあります。
もし、その商品を売りたければ、うちのスタッフ本人達が売るための努力
をするでしょうし、それが出来なければ売れないだけのことです。
強制的に販売する為のマニュアル等を作成すれば、かなりの売上は
見込めるでしょうが、そこまでして売上を伸ばそうとは思いません。
あくまでも、スタッフの気持ちを優先します。
うちがそこまでしなくとも、生体資材はどこでも購入出来ることから
購入希望者に、迷惑をかけることもありません。
今後は、建築会社への販売も、各々の建築会社が自由に購入先を
決めることがベストかなと思います。世の中、多くが自由化しています。
自由こそが、本質なのでしょうね。