昔は、自分の会で「私の家造りの技術は、一番だ」と豪語していました。
そして、その言葉に会員の皆が参道してくれてました。
しかし最近は、めっきり言わなくなりました。もちろん、心では強く思います。
それでも、言わなくなったのは、自分で言うことではなく、人がどう思う
かだと思えたからです。自信が、あるからこそ言わなくなったのかもしれません。
あと、仲間うちで褒めあうのは、見苦しいかなと思えるようになったのです。
それよりも、「きっと、世の中には、私が知らないだけで、もっと良いもの
いっぱいあると思いますよ」と言うようになりました。
世の中、誰でも自分の技術が一番と思いたいものです。
だから、その技術が認めてもらえないと、認めない相手を揶揄しがちです。
しかし、相手の評価が低いだけで、相手を攻撃するのはどうかなと思うのです。
技術も、もちろん大事ですが、それを扱う人間性の方が大事です。
自分の技術が参道されなく逆ギレをしていた自分が恥ずかしいと
思えるようになったのです。
こうした心が、成長を止めます。だから、いつも謙虚に他の技術も
認める寛大な心を持つことが、必要だと思うのです。