世の中、総て自分の責任と思うと心が楽になるものです。

例えば、お金を貸して返ってこなくても貸す自分が悪い。

人を信用して裏切られてもその人を信用した自分が悪い。

泥棒にあっても、それなりの措置をしておかなかった自分が悪い。

と言うように、自分に起きる事は、相手側ではなく総て自分に責任が

あると思えた方が腹を立てないでよいように感じるのです。

逆に相手の責任にするほど、心が辛いものです。

私も若い時は、「一生懸命つくしたのにか」とか「金を貸してやったのに」

とか、総て相手の責任にして攻撃したり、酒に走って周りにクダをまいた

りしたものです。しかし、ある時、気づいたのです。

これをやると余計に、心がきつくなるということを。

あと、見苦しい上に周りにも迷惑だということを。

もし、仕事上で許してはいけないことであったり、その立場で

あるならば法的に感情的にならない方法を取ればいいと思います。

だから、世の中で起きることは、自然災害等を除いて総て自分に責が

あるくらいに思いたいものです。

ただ、実際には、なかなか難しいものです。

だから、なるだけそう思うように努めています。