経営者の方には、是非読んで頂きたい本があります。
その本とは「ある日突然40億円の借金を背負うーそれでも
人生はなんとかなる」というとても長い題名の本です。
著者は、湯沢剛さんという飲食店経営者の2代目の方です。
簡単に説明させて頂くと、著者の先代が神奈川県で数十店舗の
飲食店を経営しておられたのですが、40億の借金を残し脳梗塞で突然死
されたことで、大企業のエリートサラリーマンだった2代目が、借金返済の為に
取引銀行に無理やり後を継がされ、苦労しながらも40億というとてつもない金額
を僅かな期間で返済してしまうという日本人が好きそうな実話なのです。
この本の良いところは、借金という金に支配されてきた著者が
借金を返済していくにつれ、企業の目的は金だけではないという
ところに気づいていくところです。同じ経営者として、いろいろと
教えて頂けた、とてもためになる上に面白い本です。
是非、読んで頂きたいものです。