電磁波障害

先日、電磁波障害の方から相談をうけました。

相談を受けて電磁波に弱い方は、この世の中では居場所が

ないほどだと痛感しました。

その方は、子供が家で携帯の電源を入れた瞬間に

かなり離れた別の部屋にいても体に異変を感じるとのことです。

だから、極力、電気を使わない生活を心がけているようです。

今、住んでいる家も建築業者の勧めで就寝時には配電盤の

ブレーカーを落としてから休まれるとのことでした。

しかし、配電盤のブレーカーを総てオフにしても異変を感じて

寝つきも悪いうえに眠りも浅いとの理由から、ブレーカーを落とし

ても電磁波が出ているのではないかという相談だったのです。

その方の仰ったことは、まったくもって当然なことなのです。

なぜなら、いくらブレーカーを落としても電磁波は

家中をはりめぐっている配線から放出されているからです。

そこで、私はそれを証明する為に、電磁波を測定するテスターを用いて

その方の目の前で配電盤のブレーカーを落とし測定をしたのです。

結果、ブレーカーを落とせば電磁波の値は、下がるものの

テスターが電磁波を検知して出る音は変わりませんでした。

こうした方法で現実を御自身の目と耳でお確かめ頂きました。

そこで、電磁波を抑制するよりも良い電磁波に変える機器の提案を

したところ、とても納得され、私の提案に安心された様子でした。

健常者の我々には、なんともないことでも、体のどこかに

障害がある方には、とても深刻なこともあるのです。

間違った知識や浅はかな知識で適当に片付けるのは

どうかなと思えた出来事でした。

とても勉強になったのです。有難うございました。