協力

ビジネスでは、30年ほど前は、売上が重要視されていました。

しかし、近年は、売上よりも粗利益、経常利益、キャシュフローと

重要視される箇所が変化してきました。

住宅業界では、売上の多い建材業が特にキャシュフローを重要視

するようになりました。バブル当時の建材屋さんは、大きな倉庫

に、かなり大量の在庫を抱えていました。まるで、それが財産であるかの

ように競いあうほどでした。しかし、バブルがはじけ多くの建材屋さんが倒産

したことで、メーカー側も販売先の倒産させないように、キャシュフロー重視

の経営をするように教育したのです。それは、極力、在庫をなくし、メーカーの

工場から工事現場に直送することで、在庫を減らすように指導したのです。

代理店、販売店という下の立場を繁栄させることで、メーカーも儲かるという

当然な指導をしたのです。やっぱ、弱者をいじめるより、協力することが

自社繁栄の基本なんでしょうね。見習いたいものです。