接し方

以前の私は、厳しくすることで企業は伸びると思っていました。

なぜなら、私自身が、そう育ってられたからです。

生まれた家は、丁稚鬆制度が存在した大工の息子として

殴られる蹴られるは当り前の教育、高校時代は鉄拳制裁が

ない日がない野球部、大学で4年間従事したバイトは

あちらの方が経営するテキ屋さんで、売上が悪い時や,上のお方の

ご機嫌斜めの時は、当然のようにサンドバック状態でした。

だから、そんな時には殴られて当たり前という変な常識があったのです。

また、鉄拳制裁の度に、成長した私がいたことからも、鉄拳制裁は

正義だという私なりの変な常識があったのです。

でも、多くの方は境遇が違うことから、殴られたくらいでも

根に持ったりショックを受けるということが、この歳になって

やっと分かったのです。だから、厳しく接するのは卒業したのです。

それでも、仲間に良くなって欲しいという気持ちには

変わりはありません。だから、厳しさ以上に仲間を愛して

愛し抜いた行動をすることで仲間に良くなってもらうことに決めたのです。

こうした想いになれたのは、私自身が歳を重ね、多くの経験をしたということも

ありますが、それ以上に良き仲間や環境に恵まれたからでしょうね。

ほんとありがたいことです。感謝、多謝です。