企業の不祥事隠ぺいのＤＶＤを見ました。

隠ぺい、過大広告は、一番、やってはいけないことだと痛感しました。

企業は、法を犯していなくとも倫理に反することや、商的秩序を犯した

場合は速やかにリコールをしなければいけないと痛感させらたのです。

例えば、無農薬野菜をウリにしたスーパーを経営していたとしましょう。

チラシやＨＰでは、さも、無農薬しか扱っていないようにみせて集客をし

店頭では、農薬は使用しているけど低濃度の農薬を使用した

無農薬より は少しばかり安い野菜を扱い、口頭では

「無添加同等の安全性があり、尚且つ無添加より安い」

と説明するような戦略はどんなものでしょうか。

こうした手法なら、巷の農薬野菜とは比較されずに、無添加の野菜と

比較されることから、一般の野菜よりかなり高額で売れます。

このような手法は、意図的にユーザーの判断を誤せるように

導いているのでは ないでしょうか。

明らかに商道徳上許せない行為だと思います。

こうしたことは、我々の「０宣言」の家造りでも同じことが言えます。

我々の会に属する工務店は、例えお客様が希望されようと「０宣言」

の仕様でしか家造りは行わないというルールがあるばかりでなく

それを大々的に告知しています。

なぜなら、この工法が結果的に一番お客様の為になることだからです。

今のメンバーなら夢にもありえないと思いますが、万が一、上記のように

「０宣言」という名前や、私が受賞した日本一のデザイン賞作品を

ちらつかせて集客をし 実際の営業では、類似資材の方が安い上に

さほど性能は変わらないというように導いて ローコストと変わりばえ

のしない家を高額で売りつけているようなことが

あったならば、速やかに商道徳をおかした社名、結論それに至った

経緯等を明確にしたリコールをしなければいけないと思います。

たとえ加盟工務店の１社でも、そのような行動をおこし、そうした ことが

グループ内で発覚すれば、組織や私の立場がどれだけ 悪くなろうが

リコールするべきだと思います。

良きも悪きもオープンにすることが、ユーザーへの真の思いやりであり

企業としての務めだと思うのです。

また、組織の一員であろうが、企業が正しくないこと を行っていれば

内部告発になろうが、被害者を増やさない為にも 勇気を持って

正しい行動をしなければいけないと思うのです。

もちろん、こんなことは、おきない方が良いに決まってますし

今のメンバーで自益の為だけにユーザーや仲間を裏切るようなことは

起きる訳がないと信じていますがそこまでを連想させ、

杞憂させるような名作ＤＶＤだったのです。

人として企業倫理、精神的道徳は、是非、守らなければと痛感させられた

名作だったのです。順調にきている今だけに調子にのるなという天からの

メッセージなのでしょうね。