年々、住宅業界の法律が大手ハウスメーカー寄りに
なってきてます。日本の家が、だんだんとつまらないものに
なってきてます。簡単に言えばプレハブ化しているのです。
ログハウスというあの素晴らしい芸術も、あと数年後には
日本では建築出来なくなるとのことです。
我々の家造りで最も大切なクアトロ断熱も、特別な認定を
取得したことで、存続可能となりましたが、同じような工法の
ダブル断熱等は、建築出来ないことになるのです。
但し、法律が厳しくなればなるほど、どの業界も同じて
イタチの追いかけっこのようなものです。法律の抜け道を探しては
いろんな変化球を考案する輩が出てくるものです。例えばこの工法
の場合、外壁通気層は、ナンセンスなんですが、それでもそれさえ設け
れば抜け道となります。しかし、その工法では断熱や強度が著しく
落ちることから、ユーザーに不利益を与えてしまいます。
それでも金さえ儲ければいい、売れればいいという業者さん
は、お構いなしにそうした工法に取組むのではと想像出来ます。
そのような金の亡者さんは、出来れば私が指導した仲間
または以前の仲間からは出てほしくないものです。
会を離脱してまで類似偽物工法にしがみつくより
いっそ違う工法に取り組んでほしいものです。
人として建築人としてプライドを持った行動をしてほしい限りです。
まぁ、それほどまでに、あの断熱工法は魅力的なんでしょうね。
考案者だけに、それも痛いほど分かりますが!