自考自動

今、うちのグループ会社は、過渡期に来ているような気がします。

それは、なんどもブログで言ってきたことですが、私が、まったく

指示をしないことから、指示待ちではなく、自考自動で、結果を出さなければ

いけないからです。その結果としては、まったく数字になっていない

部署もあります。多分、私が、指示を出せばある程度の数字は出るで

しょうが、ロボット人間では、本人も楽しくないでしょうし、

長い目で見れば企業としても人材の成長がないことから、あまり良い

ことではないと思います。実は、こうしたやり方は、3年前から行って

きました。その時も、結果として新規事業部は、数千万の累積赤字を

背負いました。それでも、担当者の減給等の処罰は一切なしで

世間一般以上の報酬を払い続けました。

このことで、なにも私が立派と言っているわけではありません。

担当者が、その状況でも心を切らさず一生懸命

頑張ってくれたことに感謝しているのです。

今では、そのスタッフは私の右腕いや頭としてグループの仕事を

率先して自考自動してくれています。

企業は、社員、皆が経営者的な感覚を持つことが理想とされます。

だから、その理想に向かう努力をトップがしなければいけないと思います。

その努力とは、我慢であり、信じることだと思います。

自分が、ちょっと、我慢するくらいで、人が成長してくれるなら

喜んで我慢します。社員の成長の為の赤字は、赤字ではなく

教育費だと思えば安いものです。

ということで、スタッフの皆さんは、これからも自考自動で

頑張って下さい。良くなることを、心底信じています。