任せるということ

スタッフに仕事を、ほぼ任せるようになると冷静に

スタッフの力量が見えるものです。

以前の私には、私の号令、命令に対して行動をすれば数字が上げれた

ことにより、ロボットのような社員が良い社員でした。

しかし、今は、ほぼ、お任せなので、スタッフ自ら考えて行動を起し

それを数字にしなければいけません。

だから、今は、ロボット社員は、良い社員ではありません。

というより、指示系統がないわけですから、ロボットになることは出来ません。

私自身もまた任せたことにより、いろんなことが見えてきました。

指示を出さないからという理由で、積極的な業務が出来ない人も

いれば、総てを任せたことを意気に感じ、自ら考え数字をあげる人

など様々です。また、数字だけに関していえば、今のところ、以前の経営手法

の方が、圧倒的に良い数字を上げるという結果も出ています。

しかし、私は、今の手法を続けることで、たとえ、以前より数字的に

成果が出なくとも今のやり方を変えるつもりはありません。

なぜならば、人は、人の奴隷になることは、誰もが望んでいないと思うからです。

自らの意思で生きることが幸せだと思うからです。

だから、仲間と心中する気持ちで任せ続けてみたいのです。

それで、失敗しようが、それはそれで仕方がないことです。

仲間を信じて任せることが、一番の愛だと思うのです。