学生時代の友達は、利害関係がないことから真の友人であり
人生の財産だと言う話を度々聞きます。
だから、社会でも利害関係のない友人がたくさんいると
同じようにとらえてそれが良いことだという方がおられます。
実は、私もそう思っていたのですが、最近は、ちょっと違う考え方に
なりました。学生時代は、一般的に仕事をしていないことから
利害関係はないのが普通です。
しかし、社会人となれば、仕事が中心となるのが当たり前です。
特に経営者ともなれば24時間365日という方もおられるくらいです。
そうした生活だからこそ、利害関係のあるところで友情が芽生えることが
理想だと思うのです。しかし、なかなか、そうはならないのは、お金を
第一の目的としてしまうからではないでしょうか。
心がお金という経済に負けているのが、原因だと思うのです。
で、経済に負けないにはどうすればいいのかと言えば、
お金を払う側も、もらう側も相手に感謝して接すれば
素晴らしい関係が築けるものだと思います。
例えば、私で言えば工務店さんが、利益を得ることを心底願い
行動をし、そうなれば心底から喜ぶことだと思うのです。
会社が経済的に豊かになれば社員さんも協力業者さんももちろんお客様も
幸せにする力をつけてもらえることで皆が良くなることに可能性
をもってもらえたことを自分のこと以上に喜ぶことだと思うのです。
利害関係のある社会に生きながら、その世界に真の友人がいない方は
仕事を一生懸命やっていないか利ばかりを優先して他人をおもいやる
気持ちに欠けているのではないでしょうか。
まさに以前の私は、その代表的な生き方をしていたようです。
しかしながら、やっと、ここ数年で、こうしたことに気づけたのです。
だから、今は大好きな仲間に囲まれて仕事を楽しくさせて頂いています。
良き仲間との出会い、気付きに感謝ですね。