一人さんを好きな人

斎藤一人さんを好きという方に、今までたくさんあってきました。

その中の多くの方は、一人さんの本を読み、そこに書かれている

ことの一部を実践されていました。例えば千回ありがとうを唱えるとか

神社巡りをするとか、顔にクリームをテカテカに塗るというようなことを。

しかし、そうしたことを実践されても、一人さんのようにビジネスは

成功していません。というよりマイナスの方ばかりです。

なぜ一人さんの真似をしても上手くいかないのかといえば

表面だけの一番、楽な部分を真似て本質である一番大変な

ところから逃げているからだと思います。

上記のようなことをするだけでビジネスが成功するという安易な

考え方をする時点で、すでにアウトだと思います。

ビジネスとは、愚直なまでに当たり前のことを当たり前に継続する

ことだと思います。必ず時間と約束は守り、報連相、クィックレスポンス

専門知識の習得等を継続することだと思います。

奇跡もファインプレーも当たり前の継続の終結ではないでしょうか。

伊達公子

あまりの出張が多いことから、移動時間にあまり好きではない

読書を暇つぶしにすることもあります。

それでも、だいたいは数十ページほど読むとやめてしまう本がほとんどですが

今回は、とても良い本に久しぶりに出会いました。

その本とは、プロテニスプレイヤーの伊達公子さんが書かれた『幸福論』です。

テニスは、あまり詳しくない私ですが、人としての考え方、生き方、とても共感

が持てました。世界一が手が届きそうな位置にいながらも電撃的な引退、その後

11年ものブランクをおいての誰もが不可能と言った現役復帰、それでも結果を出し

続けているのはなぜかが分かる本でした。

やっぱ言葉ではなく、誰か著名人を利用するわけでもなく、噂などで人を落とすこと

で自分の価値をあげるわけでもなく、いくつになっても真摯に挑戦していることの

美しさが感じられる彼女の素晴らしい生き方、考え方に共感できた一冊でした。

やはり挑戦とは、素晴らしいことだと再認識させてもらいました。