お金を儲けるということ

今日は、仲間の結婚式に夫婦で招待されました。

ありがたいことです。おめでとうさんです。

さてさて、おめでたい話のあとは、めでたくないお話でも。

先日の住医学の会議で、売上を伸ばす気持ちのない経営者は

自分勝手でおもいやりのない人間だという話をコンコンとしました。

なぜなら、売上が上がらないと社員の待遇がよくならないからです。

大企業と比較して中小は、生涯年収は半分以下ながら、勤務時間は

倍近いという現実があります。また、社屋も男女兼用のトイレというオフィス

のところもあり、とても働きたい環境ではありません。

環境と待遇は悪くとも、社長家族の報酬または社長親族が保有する

車は高級車という信じられないお金の使い方をしているところもあるのです。

しかし、そうした経営者の口癖は、「うちには、良い社員が来ない」です。

良い社員が来ないというより、自ら来なくしているのではないでしょうか。

こんな当たり前のこと、誰にでも分かることです。

しかし、なぜかこんな簡単なことに気づいていない方が多いのです。

元キョウセラの稲盛さんは、会社が大きくなった一番の理由は、

自身の会社が中小の頃、社員が将来安心して働ける力ある会社に

したかったからとある本に書いてありました。

あの稲盛さんでさえ、会社が大きくなった1番の原因は

社員を思う気持ちだったのです。

稲盛さんが仰るようにリーダーは、社員の為に社員が誇れる会社

になるように永遠に努力すべきではないでしょうか。

お金儲けは、自分の為ではなく社員の為に行うということを

肝に命じて行動してほしいものですね。