自然素材、無添加の資材を使用した住宅がかなり増えてきました。
こうした住宅がユーザーのために増えるのなら良いことですが
ほとんどが業者がユーザーの健康のためではなく、
自然素材という名前を利用することで売ることだけ
のためにやっているように感じます。
それは、一見、名前だけは自然素材だが、なかみの成分はなにか
分からない、公表しないというのが殆どだからです。
例えば、内装に使用する漆喰には、アクリルが含有されているのがほとんど
で調湿しないVOCを出すということは公表されておらず一言で
自然素材とかスペイン漆喰で済ませてしまいます。
他にもセルローズファイバーに含有されているホウ酸の種類も公表していない
ようですし、そこに界面活性剤が含有されていることも公表されていません。
他にも、まだ、多数ありますが、総ての資材において
含有成分が公表されていません。
健康をうたうのであれば、われわれが推奨する神様が宿る家のように
それらを公表する義務があるのではないでしょうか。