リーダーの能力と教育方法

私の周りの工務店で 数社がFTという教育を取り入れているようです。

FTとは、簡単に言えば、皆でひとりを囲み、その人の欠点を言うという

なんともおそろしい教育なのかイジメなのか分からないものです。

それも欠点を言われる側は、後ろ向きにされての言葉攻撃です。

まるで銃殺ですね。銃殺でも正面を向いているわけですから、それ以上かも。

私個人の意見としては、このイジメ教育は大反対です。

なぜなら、私は、絶対にこうした教育はされたくないし、したくないからです。

自分がされたくないことを、人にやらせるのはどうかと思うからです。

また、こうした処刑的な雰囲気がないと、仲間の足りないところを言えない

職場の雰囲気がどうかと思うからです。このような力を借りなければいけない

のはリーダーが、いかに能力が足りないかです。

FTだけでなく、非日常的な研修や宗教や知覧、教育勅語などの特別な教育を

取り入れるのは、リーダーとしての能力が欠けているからではないでしょうか。

そんなことをしなくとも、アメリカなどの海外の企業では

優秀な企業は、いっぱいあります。

今日、この話題をブログに書いたのは、住医学に属する工務店間で

こうした軍隊的な教育が広まる雰囲気があったからです。

採用するのは自由ですが、今一度、よーく考えてからにしてほしいですね。

ちなみにFTを取り入れている会社のスタッフに質問したところ全員が

嫌だ、もっと他のやり方があるはずだという意見でした。

 

 

国に認められました。

ついに国の機関が、我々の家造りを認めてくれました。

国もやっと住宅が与える健康への影響について調査に

乗りだしました。そこで、健康住宅として多くの実験データ

を持つ我々の家に住まわれている方が、その家に住むことで

どれだけ健康になるかという測定を半年の期間をかけて

最低500世帯から測定をします。

また、健康状態だけでなく室内気温など健康に影響を及ぼす

室内環境調査の測定も行います。

こうした調査は我々の住宅だけではなく国が大好きなハウスメーカーの

家も調査されます。同じ方法での測定方法だけに結果が非常に楽しみです。

こうした結果がなにかの力にもみ消されないで、公表されたあかつきには

日本の住宅への認識が間違いなく変わることだと思います。

今さらながらですが、本物の家造りを真摯にやってきた甲斐が

あったというものです。日本の住宅文化が変わるのも

それほど遠くないかもです。いや、絶対に変わるということを

信じて実現させたいと思います。総ては、住まう方のために!