理に叶う工法 

執筆やセミナー等で、私が一番に伝えたいことは、やはり断熱です。

断熱とは、読んで字のごとく熱を伝えないことです。

この場合、熱の性質のなかでも、伝導熱に意識がいきがちです。

伝導熱とは、物と物が直接触れ合うことにより、伝わる現象です。

だから、熱が伝わらないように、空気層を設けたり、断熱材を暑くします。

しかし、空気層を設けても、輻射熱が飛びかうことから、それほど効果はありません。

また、輻射熱は、空気の移動によりおきるいことから、真空にすることで

輻射熱を防ぐ方法を、最近では大手メーカーも採用してきました。

しかし、地球上には、真空という現象はありません。

ないことから、その状態を破壊させようとすることから、劣化が起きます。

そうでなけれが、電球がきれることはありません。電球の劣化は、真空の劣化なのです。

魔法瓶の寿命が、10年なのも、真空の劣化です。

また、断熱材を熱くすれば、断熱効果はあがるものの、コストアップに繋がります。

断熱とは、伝導熱防ぐだけではなく、遮熱と調湿、透湿の4つから

考えるべきだと思います。特に、遮熱と調湿は、生活をする上での体感に大きく

影響するものです。こうした広い視野から見れば、やはり、ク

アトロ断熱は、もっとも理に叶う工法だと思います。