無邪気 

赤塚さん大丈夫ですよ。全然、善人なんかではないですから。

充分に悪党って、みんな知ってますから。

さてさて、先日、久しぶりに女川町炊き出しに参加しました。

炊き出しは、食べ物を提供することよりも、現地の方と触れ合い、心のケアをすることが

最も大事な事だと思います。今回は、その目的を果たすために、ちいちゃなお子さんから

中学生、老人の方まではば広くなるだけ多くの方とお話させて頂きました。

話をして感じた事は、皆、本当に頑張ってるんだと心底思えました。

このブログにも書かれてますが、あまりにも感動した私は

炊き出し中、ずーっと泣いてました。

かわいそうという涙ではなく、頑張る心に、とにかく感動してしまったのです。

特に中学生の男の子達の無邪気さには感動しました。

中学生にもなれば、だいたいのことは理解出来る年頃です。

家を流された、親戚が無くなったという現実を理解しながらも

私とも、とても明るく会話してくれました。

勉強のこと、進学のこと、部活のこと、彼女のこと、

そして震災時の津波のことまでも、赤裸々に無邪気に語ってくれました。

彼らと会話して恵まれた環境にいる自分なのに、ちょっとしたことで

不機嫌になったりする自分が恥ずかしくもなりました。

また微力かもしれませんが、もっともっと応援したく

もなりました。このブログを読まれた方で、共感していただけた方は、

どうか想いだけでいいので、被災地の方が幸せになるよう念じてみてください。

想いの力は、強いものです。

また、その力は、数が多ければ多いほど強くなります。

だから、一人でも多くの方に東北の幸あれと念じてほしいものです。

私も祈ります。

PS,今回もこのお猿さんは、一切手伝うことなく食べるだけ食べて、炊き出しが、

始まるとともに帰路につきました。

そうそう、ブログ用の写真は、いかにもお手伝いしている

ように演技して撮っていましたが。

でも、参加してくれるだけでも有難いことです。

では、また来月ですね。