ビジネス以外の行動の目的 

神様が宿る推進協議会は、入会するよりも継続が難しいのではないでしょうか。

厳しい「0宣言」仕様の徹底に加え、東北ボランティアへの参加、寄付、

毎月25日の早朝清掃、現場の抜き打ち検査、千年の会への参加、寄付、

協議会でのクレーム開示、神宿認定試験などなど。

建物が厳しいだけではなく、人としての心、それに伴う行動、

お客様からの信頼度、試験と通じた知識の習得など建物以外の部分にも、

かなり厳しいのではないでしょうか。

ビジネスと直接、関係ないことに力を入れているのには、実は理由があります。

例えば、スポーツ選手とかは、自分のビジネスとは直接関係のない

ゴマ業をしたり、座禅を組んだりする方が多いと聞きます。

こうしたビジネスと直接関係のない行動は、心の鍛錬なのではないでしょうか。

日常よりも厳しい場に身を置くことにより、普段、簡単に力が出せるような

鍛錬なのではないでしょうか。また、厳しい鍛錬をすることにより、

驕りとかをなくすという目的があるのではないでしょうか。

我々の活動には、社会貢献以外にも、こうした目的もあるのです。

今後もこうした活動、継続をしていきたいと思います。

 

 

素晴らしい知識は、心から。

この方が、惜しげもなく蓄積された知識を仲間に公開してくれています。

昨日も、大阪で西日本のメンバーに、勉強会が開催されたようです。

そのお蔭で、私は澤田塾開催を免れ、あの過酷な日程が、

かなり余裕ある日程となりました。

まさに、私には神様仏様安藤様です。

私の体が楽になっただけでなく、内容もかなり濃く、為になる内容のようで

出席者の全員の声は、参加してよかったからカルチャーショックという

あまりにも自社とのレベル差に落胆の声があがるほど凄い内容のようです。

このレクチャーを受けるか受けないかで、お客様を幸せに出来る能力差に

雲泥の差が出るのではと思います。

ただ、こんなにも素晴らしい知識をインプットしても、

真摯にお客様の為になるように使うのか、金儲け第一の道具に使うのかで

またまた大きな差が出るとも思います。

あれほどまでに、ストイックにマニアックなまでにも

神宿をロジカルにおとしこむことが

出来たのは安藤さんにユーザー第一の心があったからだと思います。

この勉強会に参加されているメンバーには、知識だけではなく

安藤さんの心までも理解して頂きたいものです。

感謝の心を持ち、その心を継続して頂きたいと願うのです。

正当化

人は、誰しもが、大なり小なり自分を正当化します。

私なんかは、その第一人者ではないでしょうか。

そうした自分を外側から冷静に見てみると、実に情けない人間性です。

自分で自分を、ひいきめに見て自分をかばう、世間の評価以上に

自分を褒める。実に情けない人間性です。

こうした考え方を続けて、今年ではや50年という際月が経ちました。

もういい加減に気づかなければいけないのではと思います。

その為には、自分以外の総てに感謝の心を持つことが必要でしょうね。

ショボイ自分なんかでも、50年も生きさせて頂けたことに感謝して

謙虚な心で日々、毎秒を過ごすことが大事でしょうね。

そんなこんなで、今日も総てに感謝して生きてみたいと思います。

進化したダブル断熱 

あまりにも,トリプル断熱が凄すぎるので、ダブル断熱が

欠陥商品に思えてしまいます。そんなダブル断熱でも開発した時は、

業界を激震させる素晴らしい断熱材であり、欠点なんて微塵もないと

当時は、思っていたものです。

しかし、多くの家を造ったことで、ダブル断熱にも欠点が存在すること

に気づいたのです。気づいたからには、どれだけ難しいことでも修正するしか

ありません。その後、数年、思考錯誤を繰り返し、

ダブル断熱の欠点と克服した進化したトリプル断熱が、完成したのです。

完成したと言っても、日々進化しており、3年前の開発当時と比較すれば

さらに進化した性能となっています。

では、ダブル断熱の欠点はというと、第一に遮熱がないこです。

遮熱がないことで、数時間、日光に当たると外壁が熱を持ってしまい

家の中に熱を伝導しやすくなります。

また、現場で砂や石を混ぜる為、一棟一棟、品質の違う外壁となってしまい、

汚れ、ひび割れという劣化を早くまねいてしまいます。

まだまだ、多数の欠点がありますが、文字の都合上、割愛させて頂きますが、

見た目は同じようなものでも、トリプル断熱とは、まるっきり別物なのです。

この違いは住んでみて初めて分かるものです。

年数が経過して、初めて分かるものです。

違いを知りながらも、金儲けのために安価なダブル断熱を使用する工務店が

いることには、残念ですね。一事が万事です。

きっと、他の仕様でも、総てがお金儲け中心的思想なのでしょうね。

こうした現実を思うとなんか悲しくなるものです。

真のユーザー寄りの家造り、いつもその視点でいてほしいものです。

休み 

昨年までは、ひと月に一日休めるか休めないかという過密日程でした。

あまり趣味のない私は、休日は迷惑だったのです。

ボランティアであれ、無償であれ、とにかく忙しくしていることが

大満足な私は、自ら過密日程をくんでいたのでしょうね。

しかし、今年は週一は休むようにしています。

なぜ、苦痛な休日を増やたからというと休まないと体が、持たないからです。

でも、休みは必ず下手なゴルフをしているので、体は休んでいないのですが、

適度な運動であるゴルフをすると、体が喜ぶのが分かります。

また、ゴルフをするとストレスがなくなります。

ただ、マナーゼロ宣言のこやつと一緒の組でまわると、ストレス倍増になりますが、

それはそれで運命かと、思えばなかなか楽しいものです。

そんなこんなで、来年もいっぱい休みをとろうと思います。

そう、たくさん遊ぶつもりです。そんな気持ちで来年の予定は、ほぼ決まりました。

一度きりの人生です。仕事だけだった今までの人生とは

少し違った人生もいいものですね。

本物だけがアンティークになれる

神宿推進協議会に、残ったメンバーですが、なんとなく分かる気がします。

皆、共通点があります。会社の規模とか技術とかではなく人間性の面に

共通したところがあります。皆、感謝があります。

しかし、やめたメンバーには、そこがないように思います。

まぁー、やめた方のことはさておいて、残った人間的にも素晴らしいメンバー

と一緒に日本の家造りを変えていきたいと思います。

新建材でインチキ自然素材、ペンキでインチキアンティークという

嘘だらけのこの業界に風穴をあけたいと思います。

〇〇ふうという偽物は、寿命が短いのが一般的です。

我々の合言葉である本物だけがアンティークになれるという言葉

通りの本物の家造りで、1ミリの嘘のない家造りをしていきたいものですね。

 

 

女川町

自分で、こうした会を作っておきながら、

女川町のボランティア、なかなか参加することが出来ません。

スタッフや、神宿仲間に任せぱなしで、

多忙な私は、なかなか行くことが出来ません。

ほんとうに申し訳ないかぎりです。

なんとか、時間を作って今年中には行きたいと思います。

あの場所に行くと謙虚になれます。

災害という被害に逢わなかったことに感謝できると

同時に、災害にあわれた方に申し訳内気持ちになります。

災害にあわなかった現実に感謝し、不幸にもあってしまった方に

微力ながらも、力になりたいものです。

同胞として少しでも力になりたいと思うのです。

 

 

一部の方ですが!

神宿を発売をしているメンバーのなかには、ほんの一部ですが、

何度言ってもお客様目線になれない会社もあります。

契約をするまでは、口八丁ながらも一生懸命、しかし、契約後は、

職人、社員の管理も出来ずに、クレームだらけ。

引き渡し後は、手直しも適当、とにかくありえない対応なのです。

今までは、なんとか良くなるように一生懸命指導してきましたが、

本人が本気になれないようです。

こうした方には、我々の会から退会してもらうしかありません。

神宿に期待され選んで頂いたお客様に申し訳ないばかりです。

一生懸命やっている工務店仲間からも、大迷惑です。

真のお客様目線、心を持ってもらえない工務店には、私のセミナーもお断りです。

トリプル断熱の使用も許可しないようにするつもりです。

とにかく、真のユーザー目線でない方とのお付き合いは、遠慮させて頂くつもりです。

お金儲けよりも、お客様に喜んで頂ける存在となりたいものですね。

 

英断 

工務店時代に、私が建てた家をお客様に気にいってもらえなかったこと

が数回あります。いわゆるクレームというものです。

法律では、工事ミスなどは、手直しをすれば問題ありません。

しかし、こうした考え方は、あくまでも法律的見解です。

工務店側はミスをしたりお客様と、もめた途端に法律を盾にする傾向があります。

契約をとる前までは、心を込めた家造り的な営業をしておきながら、途端に手の平を

かえす会社をたびたび見かけます。

しかし、私はミスした時こそ、こうした心が大事だと思います。

お客様が、数ある工務店から選んで頂いた気持ちを考えれば法律という心のない

ものに逃げれないのではと思います。

こうした考えの私は、お客様が気にいらない家を建ててしまった時にとった行動は

解体して総てをやり直すという方法でした。

3回ほど新築の家を解体し建て直したものです。

そこまで、潔く決断をするとお客様の怒りが強い信用に変わったものです。

なぜ、こんな昔話をしたかというと、

今回、私の周りでも似たことがあったからです。

先日の台風で、運悪く工事中に建物が水浸しになり、

セルローズや床、躯体が水びたしになってしまった現場がありました。

その現場を請け負った工務店は、セルロースと床を

やり直すために撤去したのですが、躯体にカビが生え

撤去した時の傷などが残りました。

法律的見解では、撤去してやりなおせば何の問題もないのですが

お客様は、いくらカビを撤去しようが、傷の補修をしようが、やはりしっくりこない

という気持ちであり、やり直しを希望されました。

こうした現状を聞いた私は、工務店に、私なら解体してやり直すと告げました。

すると、その工務店は潔すぎる行動をされました。

なんと、今回のクレームには関係ない何の問題もない基礎やサッシ等の

総てを新品にするという英断をくだされました。

今回、この工務店は、この現場では大きな損失を出すと思います。

しかし、長い目で見ればこうした真のお客様目線は、この会社の文化となり

何事にも変えられない貴重な財産となることだと私は思います。

そんな素敵な判断をくだしたに拍手ですな。

こうした逃げない真摯な姿勢、まったくもっていいものですね。

PS ただ、養生不足でお客様に迷惑をかけたことも忘れないでください。

 

 

 

言葉よりも行動

言葉は、とても大事です。

私は、あまり好きではありませんが、八方美人的な人は、一般的には好かれます。

好かれる原因のひとつは、言葉使いが丁寧という部分も多々あると思います。

しかし、私は言葉よりも行動を見る傾向にあります。

例えば、この若手経営者は、私のように社員大好きと公言しています。

以前、彼から言われたことがあります。

澤田さんの一番凄いところは、やめた社員が私のもとに集まり、

新しいビジネスを一緒にやったりしているところだそうです。

しかし、彼も実際に言葉だけではありません。

退職した社員とも友好であり、月一度のノミニュケーション。

一般的には、難しいとされる共同経営の長期持続。

彼よりも年上の人間と共同経営という難しい関係が、十年近く続いるのです。

一般的には、こうした関係は会社が苦しい時には、比較的上手くいきます。

逆に会社がある程度、成功するとお金や立場等で、もめることが多々あります。

しかし、ある程度成功して仲間割れが起きやすい経営状態ですが、

彼の会社の二人の関係は、大きないがみ合いもなく長く続いています。

それは、彼が言葉と同じような行動をしているからだと私は思います。

私は、彼の会社のコンサルをしていた関係上

役員または社員の報酬、待遇を知っています。

中小としては、良い待遇だと思います。

他にも、彼の社員想いの行動が表れているところがいっぱいあります。

建築業の経営者は、扱う金額が大きいことから、高級車に乗るのが、

一般的ですが、彼の車はなんとカローラフィルダーという商用車です。

なかには、社長だけでなく、その親族までが、高級車に乗り回し

社員が乗る社用車はボロボロというところもあるなかで、

彼が車に興味がないということもありますが、

車という見栄よりも社員の待遇を重んじているから

そうした彼の心が行動に表れているのだと思います。

自分よりも、まずは社員という心が素敵です。

私は、言動よりもこうした行動に目がいきます。

今時、週休2日も与えない、または、法定勤務時間外の手当ても

出さない会社は、いくらいいことを言っても、経営者の本心が分かるものです。

そんな会社で働く方は、明るい未来があるのでしょうか。

とにかく、私は、美しい言葉より行動を重視します。