痛いほど分かります

先日、藤圭子さんが、自殺したことで娘さんの宇多田ヒカルさんが

コメントをマスコミに流していました。

体験者としては、身内であるヒカルさんの気持ちがよーく分かります。

身内の自殺は、悲しいというより無念なものです。

うちは祖父も父と同じ歳で同じ自殺の仕方でした。

私が、小学1年生のときでした。

叔父も11年前に、焼身自殺をしています。

叔父は、離婚しており、その当時は身内がいなかった為、うちで葬儀をあげました。

実に3人もの自殺者の葬儀をあげた私には、

自害した身内の気持ちが痛いように分かります。

あの辛さは、経験しなくていいものです。

絶対に経験してほしくない辛さがあります。

自分では何も出来ないもどかしさ、なにもしてあげれなかったことが無念という

感情を起こすのです。遺体に面した時の感情はなんともいえないものがあります。

葬儀後も精神的に立ち直るのにも時間を要します。

というより、一生、立ち直ることはないかもしれません。

こころのどこかにひきづってしまいます。

しかし、自殺は年々、増える一方です。ほんと悲しいことです。

なんとかしなければです。

自殺のない社会、ひとりでも少なくなるように、なにか活動出来たらと思います。

ヒカルさんのコメントで、ふっとそんなことを思いました。