こだわり

私は、あまりこだわりというものがありません。

あまりというより、ぜんぜんという方が、近いかもしれません。

例えばトリプル断熱よりも、いいものがあれば、神宿でもその断熱工法を

採用します。断熱だけでなくそれは、生体であれ愛工房であれ

同じです。ただ、その判断は、感情論ではいけません。

コスト、施工性、性能等、様々な項目をロジカルな視点で見ることが必要です。

とにかく感情論に、はしらないようにしています。

特に神宿のような成功例は、多くの方の注目をあびていることから

様々な意見を頂戴します。

その意見の多くが、感情論というのが現実です。

感情というものは、根拠がないだけにやっかいです。

他にも、感情以外にも欲というにも、これもやっかいなものです。

つい最近も起きたように、神宿に使用されている材料を納品している方の意見は、

とにかく自社販売している材料をたくさん採用すれば良い家、またはそれを決定した

人は良い人であり、その逆であれば、良くない家であり、悪い人という

ユーザー寄りではなく、とにかく自分優先な考えです。

こうしたが我欲の意見も厄介です。

神宿の仕様は、技術委員会で決定されますが、委員の方には、

こうしたことにも、充分、気を付けてほしいと思います。

神様が宿る家の技術委員として責任ある思想を持ってほしいと思います。

それでは、委員の皆さん宜しくです。