自分の物は皆無。

なんか、最近、新しい世界を見ているような気がします。

次のステージに行く準備なのかもしれません。

今までは、なにもかも自分がやらなければいけなと思っていた神宿について

ですが、今はそうではなくなりました。

人間、つい、自分の能力を過信しがちです。

神宿も私が作ったのだから私が総てを決めるのが、当然であり、一番最善であり、

そうでなければいけないと思っていました。

今から思えば、なんと傲慢なんでしょうか。

お前、なにさまやんですね。

今さらですが、私、ひとりの能力なんかより、多くの力を結集したほうが、

当たりまえにいいに決まっていることに気付いたのです。

歴史が語るように、開発者が総てを抱かえこんでしまうものは、

世の中に浸透していません。開発者の利権をはなれ、民のものとなったものが

本物でしょうし、そうあるべきだと思います。

ある賢者の言葉が、耳に残ります。

「世の中に自分のものなんてたったのひとつもない、あの世に行く時はすべて手放すのだから」

我欲をすて、このような生き方が出来ればと思います。