良い競争が良い商品を生む!

「神様が宿る家」が、世の中で公認されてきたのか、ユーザーばかりでなく

いろんな業者さんからオファーがあります。

先日なんて、まるで生体エネルギーそのものではないかというような

業者さんから、オファーされました。昨年は、偽ダブル断熱業者からの

営業もあったほどです。

私は、現在、材料販売は一切していませんが、

「神様の宿る家」を考案したことから、資材を決定する役割を担っています。

我々の組織は、とても良い分業制があります。

資材を直接に取り扱う人は、利益が絡むことから、資材を決定する権限はありません。

私のように、ある意味、第3者だと公平に判断出来ると自分では思っています。

こうすることで、既得権益の絡まない正しい商品を消費者に提供出来ると

これもまた自分では思っています。

今回の商品も、なかなか素晴らしい商品でしたので第3者的見地から、

資材そのもの能力、資材と価格のバランス、メーカー側の顧客満足的なサービス等を、

総合的に考慮して採用の有無を考えたいと思います。

どれだけ、その商品のクォリティーが優れていても、それに見合うサービス、プライスが

ともなっていなければ、ユーザーにとって真の良い商品とはいえないのではないでしょうか。

例えば、飲食業で、間違いなく体に良い食材を扱い、味が良くとも、

金額がベラボーに高価であったり、または、お店側がこんなに良いものを食べさせてやってるから

有難く思えという態度だったら、そのお店は繁盛店になるでしょうか。

私だったら、2度と行きたくないお店でしょうね。

しかし、そうしたことをお店側は、気付かないうちにやってしまうところが、

多々あるのが現実です。では、何故、小学生でも分かりそうなことを

大の大人がいとも簡単にやってしまうのでしょう。

第一に考えられることは、ユーザー側の気持ちになっていないことではないでしょうか。

一言で言えば、感謝がない人が経営しているからではないでしょうか。

また、こうした現象は、競争のない半官半民的な電力会社のような

国をバックに持つ、競争のないところに多いように思います。

いつの時代でも、良い商品が出来るのは競争があったからです。

良い競争が、良い商品を生んできたのです。

また、マンネリ化、既得権に守られたビジネスは、消費者側だけでなく

業者側にも、あまり良いことではありません。

既得権益があることで、業者側が傲慢になり、あぐらをかき、技術、価格、サービス等の

どこかの部分が欠落してしまい、その企業自体が、存続しなくなる可能性があるからです。

例え存続したとしても、世の中から真の敬いはうけないのではないでしょうか。

以前、私が開発したトリプル断熱であれ、これも例外ではありません。

私が、開発したといえども、他に素晴らしい商品があればそれを使用せざるにはいけません。

開発当時は、その資材を販売していましたが、今は、販売にも材料開発にも携わっていません。

ただし、相談があればアドバイスは喜んでしますし、やっているのが現状です。

しかし、アドバイスはすれども、私の仕事は、ユーザーにとって為になる商品を世の中に伝導する

ことなので、どの商品であれ公平な視点から見るように心がけています。

しかし、そうはいえども産みの親ですから、可愛くないと言えば嘘になります。

出来ることならば、「神様が宿る家」には、この工法が、いつまでも使用されることを望みます。

そうであるためには、常に供給側がユーザーの気持ちになり、

日々成長、日々精進、日々革新、日々競争することだと思います。

今に甘んじることなく、謙虚な心で挑戦し続けることだと思います。